昨日、父は夜勤やってん。


でな、さっき帰ってきたからまたタマゴ焼いてあげてんー!


「おいしい?おいしい?」


「うまいうまい。」


とっても幸せな会話。




でな、


「最近、ママ変ちゃう?」


「今ごろ気づいたん?」


「えー!だって、言ってることが5分ごとにかわったりするで?」


「今に始まったことちゃうやろ。


・・・あ、せやからこないだ、お前、なんかおかしなこと言ってたんやな?


なんや、わけのわからんこと言っとったやろ?」


「そう!だって、父上が帰ってくる5分前までは、ママとそういう


話になってたのに、帰ってきたとたんに、話がかわってん!


あたしも、よぅ対応せんかってん。変やろ?」


「もう何十年もそうやから、それが普通や。」


「でな、最近妹ちゃんがこんなあたしを心配してよく電話


くれるねん。そしたら、妹ちゃんは、ママはそういう人やから


あんまりちゃんと対応してたら、お姉ちゃんまで頭おかしく


なるからやめときって言われてん。」


「おっ!あいつ、よぅ見とんな。見る目ある!せやのにお前は


今まで気づかんかったんか。何年一緒に暮らしとんねん。」


「知らんかったんか、東京行ってる間に忘れてしまったんかは


わからんけど、今はほんまにイヤ。もう東京行く!」


「一緒に暮らしてられません、ってか?」


「うん、もうムリ。」


「お前は真面目やな。派手な服着て、変な爪してるけど、


真面目なんやわ。」




ここで、またあたし、泣いてしまい、会話は終了。



ママのことも好きやけど、父上のことは本当に愛しているので、


ちょっとした嬉しいこと言われると、泣くほどっちゅーか、


ほんまに泣いてしまう嬉しさなん。


あたしが父上と結婚したら、そんな思いさせへんのに・・・(爆



ま、そういうことじゃなく、父上曰く、誰だってそういう一面は


あるってこと。自分にだって、あたしにだって。


そういうところをどれだけ許せるか、ってことなんやって。


器でかいなー。



あたしも、どっちかっちゅーと、自分勝手やから、器のかなり


でかい人でないと付き合えないけど・・・。





でも、どんだけ自分勝手でも、



人を裏切るようなことは絶対にしない、と、あたしは思っている。