好き勝手なこと、好き放題言ってるけど、
冷静に考えると、「彼の会社があってこそ」
言えるワガママなんだと思う。
あたしは、東京に来なければ、六本木で
働いてみたいわー♪なんて思わなかったと
思う。もちろんだ。
だけど、東京で仕事して、生活して、
一度でいいから(ここ重要。)六本木に
どっぷりはまってみたいわぁ、的なところが
あって。
でも、会社勤めしてるし、それはやめるわけには
いかないと、自分なりに判断してきた。
もし、一度どっぷりはまってしまったものなら、
二度と抜け出せないかもしれない。
それはさすがに怖かった。
だから、できなかった。
東京には、会社に入ってきちんと働くことが
目的で居るのであって、夜の蝶になりに来た
わけではない。
一応、自分がナゼ東京にいるのか?ということは
ちゃんと理解できていたようだ、今思うと。
だって、わかってなかったら、きっと、すでに
実行しているはず。
もとに戻れないかも、っていうのが一番怖かった
んだと思う。
やっぱり、他のお友達同様、お昼に働いて夜は
休みたいわーって思っても、就職活動もうまく
いかないような気がして。
そんなことを考えると、きちんとその後が約束
されているから、安心してデカイクチたたけるのかな、と。
で、なぜ六本木?
って話だけど、ま、タダ単に
1、夜が好き。
2、人に見られるのが好き。(見られて美しくなる、
これはホントだ!
3、VIPと一緒にいると自分までVIPな錯覚に
陥る。(単純・・・。
4、紳士なおじさんが大好き。
5、お酒とおしゃべりが大好き。(飲まれるな!!)
6、不健全っぽさが良い。
7、ドレスが普通に着れる。
8、普段聞けないような会話が聞ける。
会えないような人と出会える。(情報収集。
9、毎日が刺激的(単調ではない。
10、お昼の時間を自由に使える。
11、休みを自分で決められる。
12、おしゃれして六本木の夜を歩くのが好き。
・・・とまぁ、挙げればキリがないし、無理矢理な
部分もあるけど、全ては満足した暁に、やる仕事が
すでに決まっているという安心からきていると思う。
かいつまんで言うと、
決まった期間に、満足するまで、夜を楽しんで仕事
しつつ、なおかつお昼は好きなように過ごせる。
という、全く+の部分しか見ていないというこの危うさ。
もちろんそれなりに、イヤだとか大変な部分もあるのは
承知だけど、それも、大口たたいて始めたなりに
辞めるのも自分次第で、辞めればまたお昼にきちんと
働くってことが頭の中にあるから、あまり重くは考えて
ません。
いいことだけ、考えてる(都合の良い楽観主義者。)
しかし、馬鹿馬鹿しい理由も多いから、我ながら笑える。
なんやねん、VIPな気分って(笑)アホらし。
ま、そのうち、彼がちゃんと本当にVIPに浸らせて
くれるでしょー。
それが、本当は一番だったりね。
昔からあたしはそうなんだが、
「背伸びをしたがる。」
ママにも言われた。
今は普通かもしれないけど、15歳くらいで化粧したり
二十歳やそこそこに、ブランドもので身を包んだり
今、そんな自分を見たら、大声あげて笑ってやるだろう
けど。
でも、それはある意味、そのときでしかできないこと
でもある。
いやや、そのときだから、したいことなのだ。
だって、30歳くらいでお化粧したって、何かブランド
もの持ったって、普通でしょ?
それと同じ。40過ぎてVIPに浸るのは(今の
あたしの、人生設計上は)普通というか、当たり前の
ことであって、若いときにそういうことができるのは
特別なことなのだ。若いから感じることと、それなりに
なってから感じることは違うだろうし。
とまぁ、言い訳なのか、説得なのか、何を言ってるのか
よくわからなくなってきたんで、この辺にしようー。
それより何より、そんなことを考えると、
あたしの胸はとっても弾むことが、何よりの
現実なのかもしれない。