アカデミー賞のクライマックス。

作品賞発表で「ラ・ラ・ランド」の受賞が決まり、

スタッフが感動のスピーチを始めてる最中に、関係者が割って入り・・・


「すみません、受賞は「ムーンライト」です。ジョークじゃありません」


ララランドのスタッフ、出演者は壇上を追われるように去り、
ムーンライトのスタッフが壇上に上るという、前代未聞の
とんでもないミスが起きてしまいました。

スタッフが封筒を間違えてしまったそうで・・・


それでもララランドでヒロインを演じたエマ・ストーンは
呆然とする男子スタッフと違って、すぐに状況を把握し、
ムーンライトの受賞に拍手を送っていました。
女の子は肝が据わってますね。


「ムーンライト」も貧困街に生まれた少年の
人生を追っていく素晴らしい映画らしいので、
こちらも沢山の人が見てくれるといいなと思います。

 

 

 

 

 

 

今年のアカデミー賞は、史上稀に見る・・・盛り上がらないっぷりです;

去年に比べると大ヒットした映画も少ないなーと。

その中で、唯一注目されてるのが「ラ・ラ・ランド」

フィルムで撮影したんだったか、色合いも独特で

CGで夜を作るのではなく、実際に夜になるのを待ってから撮影したり、

(日が暮れるまで10回撮影して、良かった分を採用したりとか)

このポスターに出ている夜景もCGではなくて、実在するそうです。

非常に技術的に優れた映画で、撮影賞などは間違いなく取ると思います。

 

都会で夢を追いかける男女が主人公なんですけど、

今の時代は、いかにリスクを避けて生きるか、という時代なので

全てを投げ出して人生を夢に賭ける人達が主役のララランドは

あんまり、リアリティーのある映画と思えない人が多いかも・・・

 

でも夢を持って生きる人達の挫折や、結ばれない恋とか、

かなり現実的な描写も多いらしくて、後半になると

映像の色合いがキラキラしなくなって落ち着いてくるそうです。

それはまさに、夢から醒めていくような感覚を見てる人に与えるんだとか。

夢の数だけ終わりも在る訳で、なかなかシビアな映画かも?しれません。

 

 

 

 

アカデミー賞は作品賞などに限ってですけど、

「優先順位付投票制」というのが採用されてて

沢山の人に1位で選ばれた映画よりも

それよりも沢山の人から2位に選ばれた映画のほうが

作品賞に選ばれちゃう事もあるんだとか。

それゆえに世界中の様々な映画賞で最優秀と評価された映画が

アカデミー賞だけはグランプリを取れないという、

不思議な光景が起きる事もあります。

 

投票権を持ってる人は6000人を超えますが、

映画界を引退して90歳を過ぎたアカデミー会員も多くて、

今風の映画よりも昔っぽい映画のほうが評価されやすい。

そんな現状もあるようです。

 

アニメ部門は大人も子供も楽しめた「ズートピア」で決まりだと思いますが、

作品賞に関しては、ラ・ラ・ランドがズッコケる可能性も充分あり、

え?この映画なに?っていうような、まだ日本で公開されてないような

摩訶不思議な作品賞になるかもしれないので

明日は注目しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


映画は、常識よりも展開や演出を優先して
おかしな設定をする事があります。
最近で有名な映画だと「ゼロ・グラビティ」でしょうか。
宇宙飛行士が宇宙を遊泳しながら他国の宇宙ステーションに
向かっていくという展開は、NASAを激怒させました。
メチャクチャなSF映画って沢山あるのに
この映画だけは本気で怒ったNASA.何故でしょうね。

 

音楽の映画でも、モーツァルトを主人公にした
「アマデウス」という映画がありますけど、
この中ではモーツァルトと同じ時代を生きた作曲家の
サリエリという人が登場します。映画の中では自殺未遂をして
精神病院に送られ、そこで自分がモーツァルトを殺したと
告白するんですけど、実際のサリエリは宮廷作曲家として活躍し、
晩年まで後輩達の指導を熱心にしていた立派な人です。

この映画のおかげで、とんでもない人だったという嘘が広まり
サリエリの功績や名誉が汚されたのは、とても不愉快でした。
でも原作者が映画版を見て怒るのはよくあるし、
映画を面白くする為に、何処までなら許されるのか?という点は
問題作が出るたびに、議論になるのでした。

 

アマデウスの件で言えば、
サリエリを知っていた人は「アマデウス」に激怒し、
サリエリを知らなかった人はサリエリを知る事になり、
結果的にサリエリという過去の作曲家が
大々的に認知されるという逆転現象も生まれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどのハリウッド映画は投資家による投資で成り立っています。

特に多いのがヨーロッパからの投資でした。

ヨーロッパの映画はヒット作が少なく壊滅状態なので

これを救おうという事になり、ヨーロッパで撮影された映画とか

ヨーロッパ系の俳優が出ている映画に投資した場合は

投資額の税金が免除される制度があります。

 

ハリウッドは、ある意味ではこの制度を悪用して

ハリウッドの映画をヨーロッパで撮影したり

イギリス系の役者を使うことで税金免除の条件を達成します。

これによってヨーロッパ系の投資家は、

ヒットしやすいハリウッド映画に投資を集中させました。

 

でもハリウッドというのは底なしに悪い部分もあって、

映画がヒットしても経費を次々と計上して

投資家への配当を減らしてしまうのが常態化しました。

ただでさえ映画は製作に数年もかかり、

更には投資の配当が確定するのに1年、2年かかる。

トドメに経費の計上で配当が低いとなれば

ヨーロッパの投資家達もソッポを向いてしまいます。

 

最近は中国で撮影したり、中国人の役者を使うハリウッド映画が

非常に増えているのですが、これらも投資に関わる事情が

恐らく絡んでいるのだと思います。

自前で予算を調達できるディズニーピクサーや

マーベルなどの例外を除くと

ほとんどの映画会社が厳しい時代を迎えています。

 

映画は基本的に、予算や脚本、配役、
あらゆる準備を整えてから撮影が始まります。
でも芸術というのは、何をするか全員が分かっていても
実際に作ってみないと、どんな形に成るか分からないという
困った一面もあります。

作ってる最中で「これはダメだ」と気ずいても、
途中で製作を止める事は出来ません。
商品として完成させ、収益を上げないと
会社が潰れてしまいます。そんな訳で時々、
とんでもない駄作が莫大な広告費で
いかにも面白いかのように登場し、
面白そうだと見に来た人を地獄に突き落とすのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農業日誌というのを2年くらい書いてます。
1行ですけど何時間働いたのか、何をしたのかが
分かるようになっています。今年に入ってから
急に増えたのが「手伝い」という文章です。

 

旦那さんが先に亡くなって、孫の居る都会に住むのを拒否し
今でも故郷で暮らしてる人達は、旦那さんが居た頃のように
農地を管理する事が出来ません。親戚が少ない人であれば
荒地になったり、栗や梨でも収穫できなかったりします。
それなりに楽しそうに暮らしてるんですけど
不便になったのは間違いないので、秋の収穫時は
私から声をかけて手伝ったりします。
そういう時間が増えました。今後も増えると思う。

 

そんな事をしていたら、70代の元気いっぱいな爺さんが
突然、亡くなってしまいました。色んな人を手伝っていて
奥さんも病気なので大忙しで走り回ってたけど。
奥さんが亡くなった後も仕事と手伝いを忙しくしてました。
立派な人だったけど、1つだけ気になってたのは
クルマの運転が荒い事。いつも庭からドーン!と
車で飛び出していくので良くないなーとは思ってたけど。
最近、脱輪事故を起こしたそうで、派手に落ちたので
病院に行って検査し、異常も無かったらしいのですが。
その数時間後に亡くなってしまいました。
亡くなった人の近所に草刈の出来る人が最近引っ越してきて、
まるでバトンタッチするかのように爺さんが亡くなって。
その人も私も爺さんのようには立ち回れないと思うけど
こうやって時間が流れて、
人が入れ替わっていくんだなーと、思ったりもします。