ADKとNKB、ディ・キッズは
デジタルサイネージ・FeliCa端末・携帯を融合した送客メディアの実験を開始した。
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http://www.adk.jp/news/2009/090427.html
株式会社アサツー ディ・ケイと株式会社 エヌケービーと株式会社ディ・キッズは、横浜高速鉄道株式会社の協力のもと、昨今、新しい広告メディアとして注目されている「デジタルサイネージ」と「FeliCaリー ダー端末」を連携させ、モバイル沿線情報サイト上で、新しい広告ビジネスモデルを創出するメディアの実証実験を実施します。 また、エリアの魅力を訴求する情報(観光・店舗)に加え、様々な無料コンテンツを提供する事で、メディアへの集客と利用促進を行います。
近年、コンシューマの情報メディアの多様化に伴い、新たなコミュニケーション手法と接点開発が重要視され、活性化している中、生活導線上の接点メディア
である「交通・OOH広告」と「モバイル(携帯電話)」の活用には各社がその活用方法を模索しています。昨今、新しいOOHメディアとして注目されている
「デジタルサイネージ」と、その普及率が一定水準を超えた(※)「FeliCa対応携帯」とを連携させた新メディアの開発を実施し、独自メディアの創造、
プロモーション手法の開発、行動マーケティング・データの蓄積を通じて、実証実験参加各社の今後の事業開発に活用することを目的としております。
本実証実験では、「デジタルサイネージ」と「FeliCaリーダー端末」を「みなとみらい線」駅構内や周辺商業施設に設置しモバイル沿線情報サイトと連
携させます。駅構内を中心としたデジタルサイネージ広告とモバイル広告をクロスすることで「新しい広告価値」と「生活者接点」の創出を目指します。ロケー
ション・時間帯に応じたデジタルサイネージヘのコンテンツ・広告配信、モバイル沿線情報サイトへのコンテンツ・広告配信を行います。また、「FeliCa
対応携帯」を通じてモバイル沿線情報サイトへのアクセスを促し、店舗に設置した「FeliCaリーダー端末」により送客ログを取得、「送客メディア」とし
ての実験も行い、総合的な効果検証も実施して参ります。
まとめると
横浜みなとみらい線の横浜駅、みなとみらい駅、馬車道駅、日本大通り駅、元町・中華街駅と
商業施設に設置したデジタルサイネージで広告表示
↓
同時にFeliCaリーダー端末での情報取得をさせ、情報サイトと広告を表示
↓
クーポンをダウンロードさせ店舗へ誘導
効果検証項目は、
広告接触率、モバイルアド誘導効率、モバイル沿線情報サイトの導線解析、店舗への送客率の検証を行う。
私自身、小型サイネージ端末にFeliCa機能をあわせもつデジタルサイネージ端末を絡めて企画提案をしたことがあり、FeliCaとサイネージの相性は結構引きがよかった。
実物見てはいないが、個人的にはかなり広がりある企画が考えられそう。