都営地下鉄や都営バスと、「都営」とついているものだけでなく、
都電荒川線や日暮里・舎人ライナーなども経営している東京都交通局。
そんな東京都交通局は今年、都民の足として98周年だそうです。
白寿にさえ1歩手前ですが、お祝い予行演習として
都電荒川線の70%程度を占める町屋から大塚駅前までを乗車してみました。

この距離を乗車しました。
なぜこの距離かって?
町屋にたまたま用事があって、帰りにせっかくだから乗ってみたものの、
はしゃぎすぎて体力が持たず、終点の早稲田までいけなかったからです。
そもそも都電荒川線とは、三ノ輪橋から早稲田を結ぶ路面電車です。
路面電車は、鉄道事業法に基づく一般の鉄道と異なり、
懸垂電車(モノレール)、新交通(ゆりかもめ)等と同じく軌道法の管轄になるそうです。
なんだか、よくわからないけど、特別っぽくてカッコイイ。
…そんな勢いで、軌道法っぽい交通機関についてログっときます。
●町屋駅にやってきた車両
日中は5~10分間隔で運行している荒川線なので、
駅で待つでもなく線路を眺めていると、7000形車両が到着しました。
これは、昭和30年に製造した旧7000形の台車や主要機器を再利用し、
昭和53年以降に新製された時代先取りなエコ車両で、
現行の6タイプのうち、もっとも古い車両のようです。
●出発!
乗り込んだ7000系・早稲田行きの様子を簡単に説明しますと、
運転席のすぐ近くにパスモの受付が設置されていました。
窓の辺りには「降ります」のブザーがあり、
座席は進行方向か、真逆を見つめて座れる設計で、
1車両だけで走る外見だけでなく中身もまるでバスのような列車です。
社内には持ち込みしちゃダメなものなどを記載した文書や、
毛糸で編まれた運転手さんのハンドルカバーなど、
ワクワクするものがいっぱい!
私は勿論、座席などにつかず、
運転手席の真後ろに陣取りカメラを構えて出発進行!

町屋駅はコチラ
出発したらすぐ対抗車両登場
ワンマン運行で頑張る運転手さん
●肉眼の限界に挑む
荒川線の走行は緩やかな速度です。
地域の足として便利なことに1駅区間が広くないので、
車両が本気の加速を出す前に次の停車駅に到着してしまうからです。
その区間の短さは4駅向こうが見えるスーパーストレートゾーンでわかると、
荒川線について語らせたらちょっとうるさい同行者スヒさんがいいだしました。

荒川線のスーパーストレートゾーン…それは、見るしかないよね。
ここからだ!という具体的なポイントはないのですが、
「宮の前」を過ぎたあたりからうっすらカーブを終えて、
「小台」につくという頃、明らかにその向こうの向こう、
つまり「荒川遊園前」の先の「荒川車庫前」に停車している対向車両が見えました。
ということは、3駅向こうは確かにみえているということ。
でも、さらに先にあるはずの4駅向こう目の「梶原」が見えません。
見えるといったスヒさんに見えないことを訴えると、
停車中の7000系を走りぬいていく黄色の自転車に話題をかえられました。
結局3駅向こうまでが見えることで手打ちしながら、
肉眼の限界を悔やみつつ、レーシック手術に思いをはせているうちに荒川遊園前を過ぎました。

きっと4駅向こうが見えるはずのスーパーストレート?
東京唯一の区営遊園地の入口
●バスに似た路面電車を模したバス
荒川遊園前からは、日暮里と南千住へ日曜祭日のみ運行してくれるバス「ドリーム号」があります。
このバス、外見はまるで、荒川線そのものです。
荒川線自体がとってもバスみたいなのに、その列車のパッケージを模したバス。
ややこしいけど、とってもカワイイのです。

車窓から臨める荒川線車庫には古い車両も展示されていました。それと話題の黄色少年。
●荒川線がアップを始めたようだ。
スーパーストレートを越え、王子駅を出ると見せ場の1つ、併用軌道を迎えると、
俄かガイドのスヒさんがまたいいだしました。
併用軌道とは、一般車両といっしょに並んで路面電車が走るという場所です。
並んで、というのは前後に一般車両がつくという状態もあるということで、
実際私たちの乗った7000系の前をホンダのLIFEが走っていました。
その併用軌道で十分な助走をつけて、ついに、荒川線が本気を見せるときがきました。
「飛鳥山」に向けた登山の開始です。
弧を描くレールを力強く進む荒川線。
スーパーストレートで自転車に追い抜かれながらも、
全力疾走したい気持ちを抑えてきたのは、
なるほど、すべてはこの登りの為だったのか!
頑張れ荒川線!負けるな荒川線!
そんな熱い思いの私を乗せて、東京で一番低い愛宕山よりも低く、
国土地理院の地形図にも記載されていない飛鳥山を、ついに7000系は攻略しました。

王子駅を出るとすぐに垂直カーブ
飛鳥山への道のりは俄か登山鉄道
大塚駅前駅。駅前の駅。謎
このあたりで、テンションが上がりすぎてしまい、体力が持たなくなってきた私は
ちょっと酔いながら、「大塚駅前」に到着し、下車しました。
およそ30分、軌道法に基づく都電・荒川線(7割)の旅でした。
大塚駅前で私たちを降ろした車両をしばし見送っていると、
飛鳥山の比ではないほどの急勾配を登って行きました…
都電荒川線や日暮里・舎人ライナーなども経営している東京都交通局。
そんな東京都交通局は今年、都民の足として98周年だそうです。
白寿にさえ1歩手前ですが、お祝い予行演習として
都電荒川線の70%程度を占める町屋から大塚駅前までを乗車してみました。

この距離を乗車しました。
なぜこの距離かって?
町屋にたまたま用事があって、帰りにせっかくだから乗ってみたものの、
はしゃぎすぎて体力が持たず、終点の早稲田までいけなかったからです。
そもそも都電荒川線とは、三ノ輪橋から早稲田を結ぶ路面電車です。
路面電車は、鉄道事業法に基づく一般の鉄道と異なり、
懸垂電車(モノレール)、新交通(ゆりかもめ)等と同じく軌道法の管轄になるそうです。
なんだか、よくわからないけど、特別っぽくてカッコイイ。
…そんな勢いで、軌道法っぽい交通機関についてログっときます。
●町屋駅にやってきた車両
日中は5~10分間隔で運行している荒川線なので、
駅で待つでもなく線路を眺めていると、7000形車両が到着しました。
これは、昭和30年に製造した旧7000形の台車や主要機器を再利用し、
昭和53年以降に新製された時代先取りなエコ車両で、
現行の6タイプのうち、もっとも古い車両のようです。
●出発!
乗り込んだ7000系・早稲田行きの様子を簡単に説明しますと、
運転席のすぐ近くにパスモの受付が設置されていました。
窓の辺りには「降ります」のブザーがあり、
座席は進行方向か、真逆を見つめて座れる設計で、
1車両だけで走る外見だけでなく中身もまるでバスのような列車です。
社内には持ち込みしちゃダメなものなどを記載した文書や、
毛糸で編まれた運転手さんのハンドルカバーなど、
ワクワクするものがいっぱい!
私は勿論、座席などにつかず、
運転手席の真後ろに陣取りカメラを構えて出発進行!

町屋駅はコチラ
出発したらすぐ対抗車両登場
ワンマン運行で頑張る運転手さん●肉眼の限界に挑む
荒川線の走行は緩やかな速度です。
地域の足として便利なことに1駅区間が広くないので、
車両が本気の加速を出す前に次の停車駅に到着してしまうからです。
その区間の短さは4駅向こうが見えるスーパーストレートゾーンでわかると、
荒川線について語らせたらちょっとうるさい同行者スヒさんがいいだしました。

荒川線のスーパーストレートゾーン…それは、見るしかないよね。
ここからだ!という具体的なポイントはないのですが、
「宮の前」を過ぎたあたりからうっすらカーブを終えて、
「小台」につくという頃、明らかにその向こうの向こう、
つまり「荒川遊園前」の先の「荒川車庫前」に停車している対向車両が見えました。
ということは、3駅向こうは確かにみえているということ。
でも、さらに先にあるはずの4駅向こう目の「梶原」が見えません。
見えるといったスヒさんに見えないことを訴えると、
停車中の7000系を走りぬいていく黄色の自転車に話題をかえられました。
結局3駅向こうまでが見えることで手打ちしながら、
肉眼の限界を悔やみつつ、レーシック手術に思いをはせているうちに荒川遊園前を過ぎました。

きっと4駅向こうが見えるはずのスーパーストレート?
東京唯一の区営遊園地の入口●バスに似た路面電車を模したバス
荒川遊園前からは、日暮里と南千住へ日曜祭日のみ運行してくれるバス「ドリーム号」があります。
このバス、外見はまるで、荒川線そのものです。
荒川線自体がとってもバスみたいなのに、その列車のパッケージを模したバス。
ややこしいけど、とってもカワイイのです。

車窓から臨める荒川線車庫には古い車両も展示されていました。それと話題の黄色少年。
●荒川線がアップを始めたようだ。
スーパーストレートを越え、王子駅を出ると見せ場の1つ、併用軌道を迎えると、
俄かガイドのスヒさんがまたいいだしました。
併用軌道とは、一般車両といっしょに並んで路面電車が走るという場所です。
並んで、というのは前後に一般車両がつくという状態もあるということで、
実際私たちの乗った7000系の前をホンダのLIFEが走っていました。
その併用軌道で十分な助走をつけて、ついに、荒川線が本気を見せるときがきました。
「飛鳥山」に向けた登山の開始です。
弧を描くレールを力強く進む荒川線。
スーパーストレートで自転車に追い抜かれながらも、
全力疾走したい気持ちを抑えてきたのは、
なるほど、すべてはこの登りの為だったのか!
頑張れ荒川線!負けるな荒川線!
そんな熱い思いの私を乗せて、東京で一番低い愛宕山よりも低く、
国土地理院の地形図にも記載されていない飛鳥山を、ついに7000系は攻略しました。

王子駅を出るとすぐに垂直カーブ
飛鳥山への道のりは俄か登山鉄道
大塚駅前駅。駅前の駅。謎このあたりで、テンションが上がりすぎてしまい、体力が持たなくなってきた私は
ちょっと酔いながら、「大塚駅前」に到着し、下車しました。
およそ30分、軌道法に基づく都電・荒川線(7割)の旅でした。
大塚駅前で私たちを降ろした車両をしばし見送っていると、
飛鳥山の比ではないほどの急勾配を登って行きました…