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史佳Fumiyoshi 普段着コラム -世界への糸道-

史佳の日頃考えていること、感じていること、普段着を着ているようなリラックスしたコラムを紹介します。
史佳が一度三味線を持ったならば、どんな場所でもそこがライブ空間となる。三味線一本で世界どこへでも行ける。
世界への糸道、さぁ、出発だ!

最近、三味線が凄く楽しい。

ここ数年、少し三味線に対する情熱が薄れていたかもしれない。

薄れていたというより、しっかりと向き合っているようで、

どこか逃げているところがあったのかもしれない。

しかし、今は、三味線の奥深さが、少し分かってきた気がする。

一つの修正が、大きな効果を生み出している。

三味線は、音がひとつでも変わると、曲全体の流れが思うほど

よくなるのである。

ぼくの耳には、初代高橋竹山の音源が、すり込まれている。

どのように手を動かせば、初代のような音が出るのかが

勝負である。耳の学問。

考えて演奏しているようでは、全然問題外である。

意識よりも、前に音が出るようにならないと、三味線は

唄ってこないのである。

 

実に、三味線は奥深い。

余韻、間合い、

これは、日本の芸能の原点に他ならない。

決して、他国には理解しえない領域であろう。

 

非常に、心技体が充実してきた史佳のライブを

ぜひ、聴きにきてください。

 

どんどん、進化している。

 

楽しい、楽しい。

 

夏から続けた早朝ランニングのお陰で、

体重は5キロほど減った。

すごく、体調がいいし、

早朝走ってからの、その日のライブは

かなり調子がいい。

 

これから、新潟寒くなるので、上手に

ランニングを続けたい!!

 

 

史佳です。

すっかり、ブログ更新も滞っていました!!

さて、ブログのタイトルも心機一転

世界への糸道

としてリニューアル!!

糸道、その名の通り、いとのとおるみち

いとみち。

三味線の駒(ブリッジ)には、三味線の糸が

綺麗に通るように、いとみちをつけます。

ヤスリで、自分の好みの角度で、駒を削っていきます。

3本とも太さが違うから、もちろん、溝の深さも

違います。

この糸道の出来次第で、音色も全然かわってくるのです。


史佳の世界への糸道。


始動です!!