家元初代高橋竹山師の演奏フォーム
史佳Fumiyoshiの演奏フォーム

史佳Fumiyoshi
恐れ多くて、
あまり、比べた事はないけれども、
相当似ている。左手の動き、撥の角度
非常に同じ動作をしているように想像がつくだろう。
昨今、津軽三味線の若いプレイヤーは
ほとんど、知らないだろう、、
初代高橋竹山師という存在を。
ぼくは、直弟子ではないけれど、子供時代に
竹山先生のステージを、間近で体験できたことは、
本当に今となっては、最高の財産といえる。
そして、その初代とずっとコンサートで廻っていた
津軽民謡の巨匠、初代須藤雲栄先生のCDが
2枚リリース出来た事は、本当に奇跡と言っていい。
特に、小木でのライブ録音を収録した
「続 風の風伝」は、誰一人欠けても完成しなかっただろう。
一日で30曲近い演奏をした史佳。
この最後の即興は、鬼気迫るものがあった。
さすがに、ぶっ倒れるかと思った。
これは、100年、200年後でも輝き続ける名盤と
なると確信している。
また、去年の二代目高橋竹山さんとの共演も、
また大きな転換期であった。
本当に、惜しみなく、史佳に竹山流の奥義を
伝えてくれた。それはコトバというよりも、
間近で感じる、音の出し方であった。
なるほど、こう動くのかとすぐに分かるのは、
おれが、竹山師の音源をすり切れるほど
聴いたからである。
だから、すぐに二代目の稽古にもついていけたと
自負している。
あの共演は、最高にスリリングだった!!!
二代目高橋竹山さんに、深く感謝したいと思っています。
話が変わるが、
演奏会でよく言われるのが、
姿勢がいいですね。
そう、姿勢が悪いといい音なんて出ないのである。
ギターのように、猫背で弾いていて、
いい音が出る訳が無い。
また、棹の角度にしても、
この立てるような三味線の角度は
我が竹山流の特徴といっていいと思う。
なぜ、棹を寝かせないで、立たせているのか。
そうしないと、竹山流の手は、演奏できないのである。
そこが秘技。
おれの挑戦している深い部分を、理解している人は
ほとんどいないだろうけれどね。
そこがさみしいね。孤独だからね。
この部分は、母竹育でも理解し得ないところだと思う。
実際、そう俺の三味線を認めてくれている母です。
半端ないから、三味線の奥深さってさ。
他の和楽器奏者に怒られるかもしれないけど、
間違いなく、和楽器で一番難しい楽器は三味線だと
史佳は思っている。
守破離(シュハリ)
ということばがあると、以前にも紹介したけれども、
まずは、
守・・・これは、型をつくり、それを守るという事。
フォーム、左手の動く、撥の角度
すべてが、型なのである。
この型を身につけないと
三味線をやる意味はない。やる必要もない。
破・・・これは、いま史佳が挑戦している部分。あえて、
その型を破ってみる。一度、壊さないといけない
怖さが実は、自分にあるのである。
これには勇気がいったね。
でも、その破ってみると、その成果が、
また古典演奏に
フィードバックされていることに気付く。
離・・・これは、どこに新しい境地を見いだして、
着地するかという
着地点を意味する。
史佳のこれからの10年は、この着地点を
見つける旅になる。
水の上なのか、土の上なのか、空中なのか、
はたまた宇宙空間なのか。
どこに着地するかは、不明である。
ぜひ、芸を志すものは、次のビデオをみるべし。
利休にたずねよ
ひじりぐちとは、利休が考案した茶室の入り口のことで、
どんな高い身分の人でもあたまを下げないと入れない
入り口のことである。秀吉もそのひとり。
また、茶人と客人の間には、結界というものが
存在し、そこで茶道の空間が存在するのである。
映画中
利休が茶室で切腹のとき、
介錯しようにも、刀が振り下ろせないのである。
いかに、武力、利権、が侘び寂びには、
不必要かがわかる。
ここにすべてが凝縮されている。
そして、永遠の0
も見るべし。
明日の六日町でのライブも、この調子で晴れてほしいね。
年度末なうえに、4月より「チーム史佳」新しい体制で
スタートするので、その準備に奔走中。
こんなにパソコンに座って作業しているのは、
会社員時代以来だわ。また、病気になりそう、、、、、
ははは。。
パソコンから、離れられん。。。たすけてくれ!!!
って、4月からは誰も助けてくれないから、
自分ですべて、やっていかないと。
丁寧に手間ひまをかけた仕事をしていきたいと思っている。
ずっと、一緒にいると、それが当たり前に思えてくるものだ。
それを失った時、あらためて、その当たり前の素晴らしさに
人間は、気付くのだろう。
共(友)に泣き、共(友)に戦い、共(友)に笑う
そんなすばらしい人に恵まれて、最高に幸せだと思う。
なんかさぁ、
ちまたでは、
史佳、活動休止するの???
みたいなウワサが流れているみたいだけどさ、
ほっとけ!!つーの。
いつも思うんだけど、なんで、みんな俺の動向が気になるんだ。
おれは、他の人の動向なんてまったく興味がないから。
そんな暇がないんだよ。三味線の事、家族のこと、チームのこと、
いかに本物の音楽を作っていくか。それしか考えていない。
有名になりたいとか、お金をもっと稼ぎたいとか、あんまり
そこには興味がない。だって、くだらんことやんか?そんなことってさ。
人が感動するステージを作るってことは、並大抵のことでは出来ないからさ。
その日々の精進がモノを言う。
心から応援してくれるファンがいるから、頑張れる。孤独とも戦える。
逆に、これからは、足をひっぱてくるヤツもでてくるだろうね。
おれの弱点をついてくるヤツがね。
実際、去年あったしね。
絶対、忘れんからな。あの屈辱は。。。。。
そんなときでも、常に三味線は俺を裏切らない。
いい音色でこたえてくれる。
せめて、俺の回りにいる人たちは幸せにしてあげたいと思う。
そして、俺の三味線を聴いた人たちには、元気になってほしいし、
明日からの活力にしてほしい。
それには、俺自身がもっと成長しないとだめだと思っている。
だから、4月からの史佳は、ゆっくりだけど着実に進んでいきたいと
思う。今までと変わらず、一歩ずつ一歩ずつ。
共(友)に泣き、共(友)に戦い、共(友)に笑える
そんな仲間に恵まれて、おれは幸せ者だ。
史佳の新しいステージの幕開け
更なる高みを目指しての旅がこれから始まるよ。
ついてこいよ。
