※子育てメインで読まれる方は後半からご覧ください。


『成功体験』よく聞くフレーズです。


恥ずかしながら、私は成功体験をほとんど積まず、運と周囲の助けでやってきたような人間です。

しかも、その事実にすら気づいていませんでした。






40を過ぎて、初めて普通運転免許以外の資格取得にチャレンジして、取れたのがFP3級です。

そして昨年は同2級を取得しました。



資格取得は、『成功体験』の具体例の1つです。

資格自体の意味とか、実用性、職務上、就職活動上の利点なども議論になりがちですが、その辺りの価値観は人それぞれなので他者の考えはあまり参考になりません。


でも、取得に向けて取り組んだことと、取得した事実は不変ですから、それ以前の自分とそれ以後の自分は明確な進化があるわけで、それが自信になります。

だから、私は、資格取得初心者は比較的合格率が高く、短い勉強時間でもトライできるものからチャレンジすることに賛成です。






一つの自信が、次のステップへの下支えになるからです。


これは感情論、根性論ではありません。


FPの3級を取得した後に2級を受験する場合を例にするとわかりやすいです。



あくまでも傾向ですが、下記の効果が考えられます。


・問題文を読むスピードが早くなる。

・全体の理解度と点数への反映割合がなんとなく、わかってくる。

・勉強する習慣ができる。

・知らない単語を調べる習慣ができる。


※資格取得を目的とする場合は、基本的には過去問をひたすらやるのが効果的と私は思います。


反対に言うと、資格を取得しようすると、上記のような課題が出てくるわけです。

それをいきなり高難度のものに対して行うと、途中で挫折してしまう可能性も上がります。

まずは難易度の低い資格で、資格取得までの流れや勉強法について、自分なりの成功パターンを体験してみることは、次につながると私は思います。



【子供も同じかもしれない】


昔のことはわかりませんが、今の習い事って、本当にすごいんですよね。

水泳も体操も、細かくクラス分けされていて、その中でも動きをわけて、段階を刻んで合格判定を出しながら教えてくるんです。



だから、そのクラスにいる人はできなくて当たり前。褒めながら、小さな成功体験を積み上げるような指導をしてくれるんです。



私がそうなんですが、お父さんが逆上がりとか教えようとすると、気持ちが入りすぎていつのまにか【スパルタ特訓モード】になっちゃうんですよね。


子供がそれを嫌いにならないよう配慮しながら専門的な知識と技術から指導してくれるのですが、今はそこに子供に対する接し方という要素も考慮されているなと感じます。






『成功体験』は、次の挑戦への活力になります。小さい頃から、コツコツ頑張れば自分はできる!という自信を植え付けてあげられるので、体操や水泳は、未就学児や低学年の子供に向いているなと思いました。


でも、私は思います。

結局親にできるのは、機会創出だけです。

習い事に行って、習ったことを実践する。何かができるようになるのは、その子が頑張ったからにほかならないな、と。






私は泳げないのですが、子供はもうすぐ平泳をマスターしそうです。


親バカですが、自分ができないことを子供ができるっていうのは、本当に嬉しく、誇らしいことですね。