
昨日、寝る前に
映画「ビリギャル」を見ました。
今さらかよ〜って思うかもしれませんが
どういう話というと、
知っている人は知っていると思うのですが、
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて
慶応大学に現役合格した話」
というタイトルの時点で既にネタバレ(笑)
している話です。
(ネットだといろいろいう人がいるみたいですが、
全体的に良い話だと僕は思います)
ゴルフと受験勉強はある面は
とても似ていると思います。
僕が個人的に、
いくつか印象に残ったシーンをあげると・・・
まず、基本的に
仮にサポートがあったとしても、
両方とも「自分でコツコツ」やるしかないわけです。
ですが、なかなかできないですよね…
作者である予備校(塾)の坪田先生の
本を読んだことがあります。
(生徒さんの成長を心から信じて、
常にモチベーションを上げながら理解に努める)
実際に学習効率を上げる
心理学的な手法はたくさんあります…
が、
それでもやるのは、
「本人さん次第」のところがあります。
実際、坪田先生もビリギャルと喧嘩してしまいます。
よく、モチベーションを引き出す
という言葉がありますが
あれは間違いです。
モチベーションは
基本的に
「自分の内側にしかない」のです。
誰かに引き出されるものではありません。
外からの刺激、情報をきっかけに
自分の解釈を
「行動する方向の理由」に
選択・決断して
自分で行動するのです。
実際、主人公のギャルも最初は
全然学力もないし、
そもそも「本当に受かる気あるの?」という感じで
たいした覚悟もないんですね。
名古屋が舞台の話なので、
サンシャイン栄付近で
友達とカラオケしながら勉強しているときに、
(それで集中できるのか?という疑問はさておき)
友達の方から
「絶対合格してほしいから、合格するまで遊ばないよ」
と言ってもらえるところ。
(僕の感覚だと、夢や目標の実現のために
「自分から交際を制限する」と思っていたけど…
最近は逆なんだな~と思いました。)
坪田先生に
「今のペースでは合格に間に合わない」と言われて、
塾に通う回数を週6コースに増やすところ。
そのために、お母さんがパートに行って
月謝の束を先生がギャルに見せるシーン。
他にも弟が
「父の野球の夢」をたくされていたけど、
うまくいかずに、
親子ゲンカに発展していくシーンでの
長女としてのビリギャルちゃんの存在感など…
(見てない人は、さっぱりわからないと思いますが)
「勉強に取り組む」こと自体が
合格するかどうかを超えて
「希望」
として描かれています。
最初はペラッペラな感じの子が
「自尊心を取り戻す」
「お金をかけている(本気である)」
「認められたい。認めさせたい」
「寝ないでやる」
「人から信頼されている、自分を信じる」
徐々に自分の中の
「やる理由・目的」
が固まってくるわけです。
そうやってブレない自分ができると
成果が変わる気がします。
同じ名古屋ですし、
心理学的手法を使っている
というところも近いと思うので、
いろいろと勉強にもなりました^ ^