小さな命のリレー -3ページ目

2011.03.11.14:46

タイトルの2011.03.11.14:46はあの未曽有の東日本大震災が発生した瞬間です。

震災後に現地にも足を運びました。


Southern Hyuga-東日本大震災1


Southern Hyuga-東日本大震災2


被災したワンコたちを撮るためにデジカメも持参しました。

実際被災して保護したワンコの写真も撮影しました。

被災した現地の状況も数多く撮影しました。

しかし、公開するにはどうしても二の足を踏んでしまう画像ばかりです。

この画像は一生公開することはないと思います。

このブログで公開している現地の状況写真はこの2枚だけです。

この2枚だけが人間だけじゃなくワンコ・ニャンコの遺体がわからないからです。


震災発生3日後には現地入りしていましたがあまりにも悲惨な状況でした。

多くの犠牲者を出してしまった東日本大震災。

犠牲になった方々やワンコ・ニャンコの大多数は津波による溺死です。

数多くの犠牲になられた方々の遺体を目の当たりにして頭をよぎったことは

これだけ多くの人が犠牲になってるのに人間じゃなくてワンコを助けようとしてていいのか…

という自責の念でした。

実際に避難所に避難している方や人間に対するボランティアや救助活動をされに来ている人達に同じようなことを言われました。

確かに傍から見れば「イヌネコよりも人間が優先だろ」と思われてもしかたないことでしょう。

阪神大震災の被災者でもあるTAKUにはその気持ちが痛いほど理解できました。

そのため余計に心の中で葛藤がありました。

しかし…

命からがらでも助かった人間には雨風や寒さをしのげる「避難所」があります。

おなかいっぱい満足にはならないですが食べ物も支給してくれます。

数多くの手が差し伸べられます。

でもワンコ・ニャンコにはそれ自体がないんです。

今まで一緒に暮らしてきて何が起こったのか理解もできず一瞬にして愛する家族と離れ離れになってしまい小さい命をつなぎとめる術すらなくなってしまったんですから。

飼い主さんと奇跡的にも再会できたワンコや飼い主さんの喜びようは言葉にできないぐらいの感動がありました。

その反面数えきれないぐらいのワンコ・ニャンコの遺体も目にしました。

被災地には数多くの愛護団体さんや個人で保護活動されている方もおられました。

ただ残念なことにお互いに協力しようという動きは皆無でした。

なぜなら「今名前を売れば後々寄付金や物資が自分たちの団体に増える」という打算が働いていたからでしょう。

実際にそういった愛護団体の義捐金詐欺が問題になっているようです。

TAKUが知っている個人規模で活動していた人も震災時現地へ行き、数頭保護してきてブログで大々的にアップし多額の寄付金と支援物資のおかげでNPO法人にしてその寄付金や支援物資で自分の飼っているワンコの世話をしている人もいます。

当然その人とは縁を切りましたが…

国会議員の先生や芸能人関係の人との人脈があるTAKUのバックボーンを利用したくてすり寄ってきていたぐらいなので人間としての底は見えていましたけどね。

あと2カ月足らずで3年になろうとしていますが今現在も福島原発近辺では飼い主さんと一緒に暮らせないワンコが数多くいます。

しかしあれだけいた愛護団体は皆無です。

数人の現地に近いボランティアさんがケアしてくれています。

その方々は寄付を募らず物資も募集されていません。

全部自分たちで賄って一生懸命されています。

その中の一人の方とTAKUは交流があるので個人的に後方支援させていただいています。

現地の人たちにとってまだまだ東日本大震災からの復興は一筋の光も見えていな状態です。

まだまだ風化させるわけにはいきません・・・





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