霊長目ロリス科
学名 Nycticebus coucang
和名 スローロリス
英名 Sunda slow loris
今回はタイで出会った動物をご紹介します。
『スローロリス(Sunda slow loris)』です。
インドのアッサム地方~バングラディシュ、インドシナ半島、マレー半島、
スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ島などに分布しています。
名前に「スロー(slow)」とあるように、動きは非常にゆっくり。
宿の周辺でトーチを当てて、見つけて、部屋にカメラと三脚を取りに戻っても間に合いましたw
天敵の多いジャングルで生き延びるために
動きの遅さを補うために毒を持っています。
サルの仲間で毒を持つのはロリス科だけ。
ロリス科は脇の汗腺から臭いのある物質を出し、それに唾液を混ぜ合わせることで、
さらに臭いが強烈になる毒を合成します。
この毒は酸性の強い刺激臭を発します。
外敵からの身を守る方法として進化した特性ですね。
ペットで飼育されている個体にもあるのかな?
とにかく見た目もかわいいですし、夜の鳥見の時に本種に出会えると得した気分になります。
そんな姿をご覧ください。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。