【日本の野鳥#24-25-01】ゴジュウカラ(Eurasian Nuthatch) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ゴジュウカラ科ゴジュウカラ属

学名 Sitta europaea

和名 ゴジュウカラ

英名 Eurasian Nuthatch

 

【分布】

アフリカ北西部の一部、ユーラシア大陸の温帯~寒帯に留鳥として広く分布。

22亜種に分類される。

日本には亜種ゴジュウカラ、亜種シロハラゴジュウカラ、亜種キュウシュウゴジュウカラが分布。

 

◆ヨーロッパ、アフリカ北部、中東に分布の亜種

S. e. caesia

S. e. hispaniensis 

S. e. cisalpina

S. e. levantina

S. e. persica 

S. e. rubiginosa

S. e. caucasica

 

◆スカンジナビア半島、ロシア~中国北部、日本に分布の亜種

S. e. europaea ◆基亜種

S. e. asiatica ◆亜種シロハラゴジュウカラ(北海道に生息)

S. e. arctica

S. e. baicalensis

S. e. albifrons

S. e. sakhalinensis

S. e. takatsukasai

S. e. clara

S. e. amurensis ◆亜種ゴジュウカラ(本州に分布)

S. e. hondoensis

S. e. roseilia ◆亜種キュウシュウゴジュウカラ(伊豆半島南部、四国、九州に分布)

       ゴジュウカラと野外識別できるほどの外面の差異がない。

S. e. bedfordi

S. e. seorsa

 

◆中国南東部、台湾に分布の亜種

S. e. sinensis

S. e. formosana

 

【生態】

平地から山地の落葉広葉雨林、その混合林に生息。

木の枝に垂直に、頭部を下に幹を歩き、枝の下に止まることもできる。

食性は雑食。昆虫類、クモなど、果実、種子を捕食。

昆虫類の多い季節は昆虫を中心に採食、少なくなる種子などを比率が上がる。

樹洞やキツツキの古巣、巣箱に樹皮などを敷き、巣穴の入り口や内壁に泥を塗って営巣。

「フィーフィーフィー」「フィフィフィ」と大きな声で鳴く。

非繁殖期には、カラ類、エナガ、キツツキ類などと混群を形成する。

 

【サイズ・形態】

全長13.5㎝ 翼開長_㎝。

雌雄同色。

過眼線は黒。

クチバシは黒。

脚は肉色帯びた褐色。

尾羽は短い。

体上面は青みを帯びた灰色。

体下面は白。体側面、腹部、下尾筒は橙色を帯びる。

亜種シロハラゴジュウカラは

体上面はやや淡色で、体側面の赤みがなく、下面の白さが際立つ。

 

【その他】

 

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<ここから鳥の写真>

『ゴジュウカラ(Eurasian Nuthatch)』

シジュウカラの語源は、雀の40倍働く(虫を捕る)。

ということは‼ゴジュウカラはさらに‼

かもしれませんが、その確証は無しw

他の鳥には出来ない、木の幹を、頭を下にして、逆さに降りることが出来る分、働きも多いのかもしれませんね~

 

芽吹く前の雪解け中の早春から森にこだまする「フィーフィーフィー」と鳴く大きな声で彼らの存在を知ることが出来ます。

 

この声を覚えておくと、木の幹をうごめく姿を見つけやすくなります。

また、冬の餌台にも寄るので、森の近くにお住まいの方は冬場はぜひ、ひまわりの種や、牛脂を与えてみてください。彼らの器用な脚やクチバシの使い方をじっくり観察できると思いますよ。

 

◆シロハラゴジュウカラ

巣立ち雛

◆ゴジュウカラ

◆キュウシュウゴジュウカラ

未撮影

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。