【日本の野鳥#17-18】ソリハシセイタカシギ(Pied Avocet) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目チドリ科セイタカシギ属

学名 Recurvirostra avosetta

和名 ソリハシセイタカシギ

英名 Pied Avocet

 

【分布】

ヨーロッパ、中央アジア、アフリカ中南部で局地的に繁殖。

冬季はヨーロッパ南部、アフリカ、インド西部、中国南部などに渡り越冬。

日本では数少ない迷鳥として飛来。1~数羽での飛来例が多い。

 

【生態】

干潟や砂浜、汽水湖、河口、水田などに生息。

食性は動物食。嘴を水や泥につけ反ったくちばしを左右に振りながら歩き、甲殻類、昆虫類などを捕食。

 

【サイズ・形態】

全長43㎝ 翼開長76‐80㎝

雌雄同色。

成鳥は、頭上から後頭部、肩羽、雨覆の一部と初列風切は黒、それ以外は白。

嘴は黒で、細くて先が反り上がる。

脚は長く、青灰色。

 

【その他】

和名の由来は、セイタカシギに似るが、クチバシが上方に反ることから命名。

 

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<ここから鳥の写真>

『ソリハシセイタカシギ(Pied Avocet)』

ここ数年観察記録が続いている傾向に感じます。

セイタカシギよりもボディーにボリューム感があります。

白基調で、反ったクチバシも非常に特徴的で

出会えると非常に嬉しい鳥です。

初めて見たときは感動しました。

 

長男の中学卒業の記念に沖縄に行った際に、

田芋畑で、セイタカシギを撮影していたら、舞い下りてきたのが本種でした。

 

その時の偶然性が、今でも忘れられません。

 

本種をソリハシセイタカシギと呼ぶのは長いので、「アボセット」と呼ぶのが鳥屋の通称。

 

何度か出会っていますので、何枚か貼っておきます。

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。