アマツバメ目アマツバメ科ヒマラヤアナツバメ属
学名 Aerodramus brevirostris
和名 ヒマラヤアナツバメ
英名 Himalayan Swiftlet
【分布】
ヒマラヤ東部~ミャンマー~タイ~中国中央部・南西部~ラオスに生息。
ジャワ島の火口にも生息が確認されている。
5亜種に分類される。
日本では記録の少ない迷鳥。
【生態】
2200‐4500mの標高で繁殖。
冬季は標高の低い地域でも生息。
崖や岩棚にコロニーを作り繁殖を行う。
食性は、昆虫食。飛びながら飛翔昆虫を捕食。
【サイズ・形態】
全長13‐14㎝ 翼開長
アマツバメに似るが、飛翔の仕方が異なる。
アマツバメやツバメのような高速飛翔も行うが、トンボやコウモリのようなパタパタした羽ばたきを行い、低速で飛翔もする。
腰の色が、ほかのアナツバメ類と比較して、赤茶色を呈する。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『ヒマラヤアナツバメ(Himalayan Swiftlet)』
日本での初記録は、北海道の天売島。
その後、数度与那国島などで確認されています。
本種をはじめ、この仲間は非常に類似の形態をしています。
東南アジアや南アジアでは広く確認することが出来るグループですが、識別は、地域で絞って
その地域で見られる種の中から、ガイドの言った種を念頭に確認をするという流れで同定しています。
本種をしっかり写真判定しようとすると、かなりしっかり撮影をしないといけません。
ですが、遠征時、生息地域の国でこの鳥に時間をかけることがないのも現実なんですよね。
日本での記録を確認されている方々は、素晴らしい撮影瞬発力や観察力をお持ちだと、感心します。
発見→撮影→識別作業→同定→記録報告
撮影したら報告したくなる流れになる鳥ですよね。
だとすれば、同定根拠も必要になります。
やっぱり撮影をしっかりと複数枚、多様な角度で撮影しないと同定しにくい種ですので
本種の記録を確認された方を尊敬します。
↓の写真はすべてタイ北部、インド北東部での写真です。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。