【日本の野鳥#12-02】カナダヅル(Sandhill Crane) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ツル目ツル科ツル属

学名 Grus canadensis

和名 カナダヅル

英名 Sandhill Crane

 

【分布】

北アメリカとシベリア北東部極地で繁殖。

アメリカ南西部で越冬。

日本では鹿児島県出水市では、毎年少数が越冬。他では迷鳥。

 

5亜種に分類。

◆G. c. canadensis  -Northeast Siberia through Alaska and north Canada to Baffin Island

             日本に飛来の亜種本亜種(最小亜種)
◆G. c. tabida  -South Canada and west, central United States
◆G c. pratensis  -Georgia and Florida
◆G. c. pulla  -Mississippi
◆G. c. nesiotes  -Cuba and Isla de la Juventud (Isle of Pines)

 

【生態】

ツンドラや草原地帯の沼や湿地に生息。越冬地では河川や河口・干潟・農耕地にも飛来。

食性は植物食の強い雑食。木の実・種子・小動物・昆虫・貝類・カタツムリ類・爬虫類・両生類を採食。

 

 

【サイズ・形態】

全長98㎝ 翼開長160㎝。

成鳥は灰色。翼には褐色みを帯びた羽が混じる。

頭頂部は赤。頬がやや白っぽい。

クチバシは長く尖る、色は黒。

脚は黒。

 

【その他】

現生鳥類の中で最も古い化石として発見されている。

900万年前の化石に現在のカナダヅルと全く同じ鳥が記録されている。

 

出水平野は1952年に「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として国の特別天然記念物に指定。

********************************************************

<ここから鳥の写真>

『カナダヅル(Sandhill Crane)』

出水に行くと必ず探しますが、万羽鶴の中に十数羽・・・

その日どこにいるか?

それで写真が決まります。

 

実はあまり相性良くなくて・・・

更に相性良くない例として、テキサス州で撮影したデータを間違って旅の途中で消去してしまい・・・

あ~~亜種が違うので、後悔・・・

そんな縁の薄さなんですよね~

 

カナダヅルの額(頭頂)の赤が角度によってはハートマークに見えるんですよね。

そんな写真・・・あるかな?

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。