【日本の野鳥#04-01】アカオネッタイチョウ(Red-tailed Toropicbird) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ネッタイチョウ目ネッタイチョウ科ネッタイチョウ属

学名 Phaethon rubricauda

和名 アカオネッタイチョウ

英名 Red-tailed Toropicbird

 

【分布】

インド洋・太平洋の亜熱帯熱帯の海洋に生息。孤島、離島で繁殖。

日本では、北硫黄島、西之島、南鳥島、南硫黄島で繁殖例がある。

ハワイ・グアム・サイパンなどのリゾートアイランドでも観察できる。

 

【生態】

食性は動物食。トビウオ類などの魚類、アカイカ類などの軟体動物などを採食。

羽ばたいて空中に静止(ホバリング)して獲物を探し、獲物を見つけると上空から急降下して潜水し捕食。

繁殖期を除いて陸に上がることはなく、海面で休む。長い尾は海面に付けずに上げた姿勢で浮く。

海岸の崖で営巣。集団繁殖(コロニーを形成)する。

ペアは一生解消されず、産卵場所も同じ場所を継続使用。

 

【サイズ・形態】

体長78-85cm(うち尾羽長30-35cm) 翼開長104-119cm 

雌雄同色。尾羽と嘴が赤く、体は白。

赤く伸びる尾は中央尾羽2本で構成。

目の前後は黒。脚は黒。

 

【その他】

ハワイでは「コアエ・ウラ」と呼ばれる。

コアエはネッタイチョウのハワイの呼称。

ウラは赤の意味。

 

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<ここから鳥の写真>

『アカオネッタイチョウ(Red-tailed Toropicbird)』

空・海の青色によく映える美しい鳥です。

白と赤と黒の3色。

白がとても目立ち、長く伸びる赤い尾がかっこいい海鳥です。

 

私は、ハワイ諸島のカウアイ島・サイパン島・ロタ島で見ました。

英名や和名のネッタイ(Toropic)が似合う鳥です。

尾羽が2本と分かる瞬間

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。