不動産投資の勉強をするべく「2時間で丸わかり! 不動産経営のきほん大全」を読んだので、重要だと思った点と感想の備忘録。
全体の感想としては、サラリーマンでも不動産投資で金持ちになれる!みたいにターゲットや目標を絞った本ではなく、色々な経緯で大家になる人を想定して書かれた本なので、総花的というか、平たく言えば私には関係ない部分も結構多かった。この本が悪いわけではないんだけど![]()
景気や市場の流れは一長一短
金利が低いと融資が受けやすく、物件を購入する人が増えて、相場が上がるので利回りは低くなる。
金利が高いと融資が受けにくく、物件を購入する人が減って、相場が下がるので利回りは高くなる。
だから、不動産投資は思い立ったが吉日。
具体的なビジョン(目標)を持て
〇〇歳までに家賃収入△△万円を達成。とかそういう具体的なビジョンを持て、だって。
私にはこれといったビジョンないんだよね。
物欲も少ない方かも。
不動産投資を勉強し始めたのも何となくで、(私に向いているのかも)未だ半信半疑だし。
RC(鉄筋コンクリート造)と木造の比較
RCの耐用年数は47年、木造は22年。
法定耐用年数を過ぎている物件の償却期間は法廷耐用年数に0.2を掛けて計算する。
だから木造で22年を過ぎている場合、建物の代金を約4年で償却できる。
なるほど、これも木造のメリットなんだね![]()
木造は修復がしやすい(これは他の本でも読んだ)。
RC中古物件は、素人には問題があるかどうかの判断が難しい。
非破壊検査という手もあるが結構高い。
管理を依頼する不動産会社は大手?中小?
大手のメリットが「賃貸募集に強い」とあるけど、そんなに違うものなの?
大手でも中小でも結局suumoに掲載して、その反応を待つってことは変わらないでしょ。
それとも地方だとまだ「足で稼ぐ」とか人脈が寄与する部分があるのかな。
大家として、お金を出すことが必要なときには、惜しまず迷わず、パッと払ってしまった方がいい
まあ、そうだよね。
心の中では「まだ使えるだろうが
」と思いながら、手続きを粛々と前に進めるよね。
入居募集中の部屋に必須アイテム3点
- レースのカーテン:目隠し効果、雰囲気が良くなる
- 観葉植物:人口のものでもいい。部屋の空気が柔らかくなる

- 間接照明:高級感が増し、部屋が洗練して見える。
なるほど。マンションを売却する時にも使える技かもね。参考にしておこう。
リフォーム
最初に目につくところにお金をかける。
壁紙は安物でOK。少しクリーム色っぽい壁紙が柔らかい印象を与える。
洗面台は一番安いものよりワンランク上げるだけで安っぽい印象が薄れる。
法人化の目安
- 個人年収が1000万円以上
- 不動産収入が年間1000万円超。もしくは1000万円超を目指している。
- 配偶者などへの給与の支払いができる
- 資産の分散、将来的な相続を考えている。
2つ以上あてはまるなら、法人化するメリットが出てくる、とのこと。
法人を維持するには均等割りという税金7万円(年間)にプラスして、
税理士さんに支払う報酬を毎月3~5万円ほど見ておかなくてはなりません。
うーん![]()
株とか投資信託と違って、不動産投資は毎月収入があるから税金がややこしいよね。
株や投資信託の場合は、定年後、株を売却した時だけ考えればいいわけで。
引き続き勉強は続く![]()