以前の記事で、住宅ローンの審査に関する経験談について書いたけど、
ARUHIについては他の銀行と明らかに違う特徴があるので、今日はそれについて書いてみる。
事前審査の入力が大変
まず事前審査の時にwebで入力しなきゃいけない項目が多くて結構大変。
私が事前審査をした10行の中でも断トツで多かったと思う。
条件がある程度固まってないと、事前審査ができないから、
お買い得物件を勝ち取るために、内見前に予め取得しておく「他物件の事前審査の承認」には向かないと思う。
でも返事はすぐに来る![]()
借入希望額が基準オーバーだと事前審査がそもそも完結できない
web上で事前審査に必要な情報を入力していると、年収と借入金額とのバランスで「この金額は借りられません。借入金額を減らしてください」みたいなエラーメッセージが表示されることがある。
少しずつ頭金を増やして借入金を減らしていけば、どこかの水準で(うまく基準を満たして)次に進めるようになるけどね。
入力を全て終えて事前審査依頼を送信すると、すぐに「本申請の手続きに進んでください」って返事が来る。
「ってことは、ARUHIでは〇〇万円までしか借りられないのか。どうにか頭金を準備しなきゃな」
と思いながら、数日後最寄りの店舗へ向かったんだけど、
営業担当者さんに「本当は借入金額をもう少し増やしたいんですけど」と相談したら
電卓をたたき始めて、「この年収だと▲▲万円までなら行けますね」と言って、
申請書上の借入金額を増やしてくれた。
その後、実際その金額で本審査の承認が下りた![]()
ってことで、私が言いたかったことは「事前審査のWeb上ではやむを得ず『借入金額〇〇万円』で申請したとしても、営業担当者さんに相談すれば、本審査ではもう少し借入金額を増やせる可能性がある」ってこと。
(どういう基準なのかまでは知らないし、ケースバイケースだとは思うけど)。
営業担当者さんは審査のハードルをある程度把握してるから、こうしたら審査に通りやすくなるとか、ここはこう書き換えましょうとか、(表現は難しいけど不正にならない範囲で)アドバイスをくれるので安心できる。面と向かって話ができるってやっぱり気持ちが落ち着くよね。
あとは地味だけどARUHIなら新規の口座を開かなくても良いってこともメリットかもね。
たくさんの銀行に審査をお願いしても結局使うのは一行だから、使わない口座が無駄に増えちゃう![]()
ARUHIの欠点
以前にも書いた通り、会社の人事部に収入の証明を書いてもらう必要があるのが面倒。
もう一つは固定金利だから単純に金利水準が変動金利よりも高い![]()
そもそも固定金利のメリット(=変動金利のデメリット)ってなんだろうと考えると、
将来、金利が上がって毎月の返済額が増えてしまうリスクを避けることだよね。
ただ、理想を言えば借入時に、遅くとも金利が上がるx年後までには、借入金の2〜3割くらいの現金を手元に用意しておいて、金利が上がった場合にはその現金を使って繰上返済を行うことで、金利上昇により増額した返済額を相殺する準備をしておくべきだとは思う。
一定の現金を残した上で住宅ローンを組んでおけば、変動金利の問題点もかなり緩和できるかなと。
私?変動金利で借りてるけど、借入金の2割の現金を用意できてるよ。
嫁の残高も合わせて、だけどね![]()
反面教師(父親)から学んでるから![]()

