どうして父親は住宅ローン地獄に陥ってしまったんだろう。

 

子供の前でお金の話をするのはよろしくないって価値観の家庭だったし

私が10年以上前に実家を出てしまったので

残された資料から推測するしかないんだけど。

 

自分も住宅ローンはまだまだ残っているので、同じ轍を踏まないために、

どこで道を間違えたのか考えてみる。

 

・買った家が悪かった(立地、金額、タイミング)。

・資金繰りに余裕がなくなった時点で売ってしまえば傷は浅く済んだ。

・脱サラして飲食店やるのが悪かった。

 やるにしても子供(私のこと)が大学卒業してからとか、定年後とか、

 飲食店の投資資金くらいは貯めてから始めるべきだった。

・店を潰した後、もっとバリバリ働けばよかった。

 

とか、色々思い当たることはあって、それぞれお互いに関係している部分もある。

 

ただし、そもそも本人が住宅ローン地獄で大変だと思ってたのかどうかも、もう確認できないんだよね。

 

むしろ本来払うべき金額よりずっと少ない金額しか返済していないのに、

購入から倒れるまでの25年間、この家に住むことができたという意味では成功だったのかも、

とも思ったりして。

 

週7日でガツガツ働いて返済を進めるよりも、

ボランティア活動が重要みたいな価値観の人だったんだから。

 

もちろん周りは思いっきり迷惑だけどね。

特にお金を貸してくれた金融機関。

巻き込まれた母親や尻ぬぐいさせられる私も。