年金と聞くと、あなたはどんなことを考えますか

 

10代、20代の皆さんにはまだ先の事なのでイメージ

が持てないかもしれませんね。

 

アラフォー世代の人は、最近よくTVでも取り上げ

られているし、なんだか気になってきたぞって

人が多いのでは?

 

40代も半ばを過ぎると、ご自身の見込みの年金の

額が気になりますよね。

 

そして、アラ還の年齢となると、受給開始時期の

前倒しか後倒しかどちらが心配されます。

収入のある人は、ご自身の年金受給額が

減らされないかも大きな関心事です。

 

アラ還の人向けには、別のブログで詳しく書きます。

受給時期が迫ってきて、いろいろと迷っている方が

多いです。

 

 

 

これからの世の中は、大きく変わっていくと予想されて

いますよね、不確定要因が多いです。

 

20年後の世界は想像が難しいです。

政府の検証でも、年金の話の中にはAIやロボットに

よる影響についての話はほぼないです。

 

しかし年金を放棄した人が、がんばって支払ってきた

人よりも優遇される世界は来ないんじゃないのかな?

 

生活保護の仕組みも、年金受給者の生活と

バランスを取っていくと思いますので、俺は最後は

生活保護でいいよ、なんて言っている人いますけど。

 

『こんなはずでは・・・』 になるかもしれません。

 

年金の話に戻りますが・・・

 

もちろん厚生年金の人は金額的に有利です。

自動的に会社が社員の自己負担分を倍にした額を

払ってくれるのですから。長く勤めれば自然と貯まります。

 

・・・・この仕組みを知らずに将来不安を理由に

会社を辞めてしまい、さらに不安定な業界に流れていく

若い人達がいます。お気の毒です。

 

 

国民年金の人は。厚生年金の人よりも受給金額が

少なくなりますので、何か準備をされることをお勧めします。

 

・70歳でも働けるスキルを持つ

・70歳でも働ける丈夫な体を持つ

 

でも若いうちからiDeCoで運用を始めれば、しっかりと

貯められるかもしれません。個人で年金を用意する

には良い仕組みだと私は思います。一押しです。

 

 

残念ながら、老後資金について意識をされはじめた方が

最初に目にするのは、険屋さんが持ってくる

『個人年金』と書かれたパンフレットかもしれません。

 

安易に個人年金なんで商品を契約しないでください。

個人年金なんて、名前だけ夢を持たせてくれそうな、

売り手に都合の良い商品名に惑わされないでください。

 

ゼロ金利時代に、長期契約を結ぶことは

確実に損なんです。

 

将来やってくるかもしれないチャンスの放棄です。

 

好景気になって金利や株価が上がっても、ゼロ金利

時代に、30年間の長期契約を結んでしまっては

資産を増やすチャンスが来ても、例えば金利が

上昇したとしても、あなたの資産はほぼ恩恵は与え

られません。ゼロ金利で契約した条件のままです。

 

長期の個人年金の保険契約を結んでしまうと、

継続しても損、

解約しても損、

という残念な状況に陥る可能性が高いです。

 

保険商品によっては、例えば変額保険のように

景気が良くなれば利率が上がるものもありますが、

手数料が高いので、メリットはないと考えてください。

私はおすすめしません。

 

まとめますと、次の通りです。

・公的年金には加入する

・年金の仕組みを理解する

・個人年金は保険会社の商品を頼りにしない

・個人年金は自分で運用する

 (まずはiDeCoを勉強しましょう)

 

次回は、60歳くらいのこれから年金をもらう

人向けに書いてみます。

 

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