昨日は15歳で単身で海外に出た友人とあいました。

 

彼は面白い経歴の持ち主で、高校に行っていないので

帰国後かなり苦労しています。

17歳で帰国したのですが、中卒扱いではあまり良い

仕事にはつけなかったそうです。給料も安いし。

 

そこで彼は大検を受け、働きながら夜間の大学に通う

選択をしました。そこで得た技術を活かして、今は

普通に成功しています。

 

 

そんな彼と、今、昔のように厳しい状況にいたら、

生活を挽回するためにどんな手段を選ぶのか、

2人で考えてみました。

 

イメージは20代後半の、とりえのない普通の男。

仕事をやめてしまったけど、思うような再就職先もなくて

今後どうしていくべきか悩んでいる人。

 

 

私たちのアイデアは、彼はまだワーホリにいける

年齢なので、オーストラリアに行って、働きながら

英語を勉強し、その流れで現地で仕事を探す。

です。

 

まぁ、現地での就職までできるかは運も必要でしょうが、

上手く人脈ができれば、可能性はあります。

そして前職での技術がキーになるかもしれません。

 

現地での就職ができなくてもオーストラリアは

日本と違って、ちゃんとしたインフレの国なので、

バイトの時給も良いですよ。

日本の1.5~2倍くらいあるかも。

 

・・・・そのかわり物価も高いですけど。

 

最初はおカネを節約したいので、住み込みで働きます。

農園なら季節にもよりますが、すぐに働けそうです。

1年で100万円くらいは貯金ができるかも。

 

最初は農園で働いて、アパート代を貯め、英会話の

レベルが上がったら、街のバイトに移る手もあります。

・・・・そのまま農園で働くのも良いですけど。

 

 

 

ワーホリで1年間がっばれたら、きっと自信になります。

言葉がわからないところで1年間ですからね。

・・・・根性はいりますね。

英語も話せるようになり、貯金もできる。

 

就職するにしても、この経験はアピールできます。

 

英語もそれなりに話せるようになっていれば、

話せる人が欲しい会社はたくさんありますので、

就職にも有利になるでしょう。

 

大手の会社に限らず、普通の会社でも外国からの

お客さんは増えていますから。

 

少し前の話ですが、英語が話せる美容師さんがいて、

たまたま領事館員の奥さんの髪を切ったところ、

英語を話せる上手な美容師がいると評判になり、

他の国の領事館員やその奥さんも客さんになって、

美容院は繁盛したそうです。

 

・・・・英語+技術 これでチャンスは広がります

 

 

もしもあなたが、何か海外でも使えそうな仕事の

経験、得意分野があれば、現地でそれを使って

スキルアップができるかもしれません。

 

直接仕事につながらなくても、何かの特技があれば

人脈構築には大きな手助けになり、就職につながる

可能性は膨らみます。

(柔道、折り紙、和食調理、インテリア、なんでもあり)

 

 

さて、ワーホリでの注意があります。

『日本人でかたまらないこと』 

とにかくこれにつきます。

強い気持ちをもって、外人の中に入りこんで

英語を身につけてください。

 

いつも日本人で固まっている人は、テキトウな英語しか

身につかないまま帰国される人が多いです。

苦労も水の泡、中途半端ではあまり役にたちません。

 

週末だけ日本人と集まろうとしても、依存心の

高い人と友達になてしまうと、すぐに日本語生活に

引き込まれ、何しに海外に来ているのかわからな

くなってしまいます。

 

アメリカに2年間行っていたというお姉さんに会いましたが、

変なスラング交じりの言葉で、英語を話せますアピールを

されていましたが、仕事でつかえるレベルでないのは

バレバレでした。・・・・お気の毒です。

 

溶け込む外人のグループを間違えると、こうなったりも

しますので、ご注意を。

 

どおせなら、テキトウな英会話ではなくて、仕事で使える

英語を意識されると良いと思います。

 

丁寧すぎるとからかわれrくらいで良いと思います。

ネイティブではない人と話すときは、ちゃんとして

文法の方が通じます。

 

 

もう一つメリットと言うか、これは副産物なんですけど

日本人の商品に依存する感覚を改善できるかも

しれません。

 

海外では、日本のようになんでも素敵な物が揃えられる

わけではないのですが、それによって、

物に頼らない感覚が目覚めれば、帰国後も、

無駄な出費に悩まされにくくなるかもしれません。

 

この話は日本の中で暮らしていると気づかないかも

しれませんが、後の生活に大きなプラスになるかも

しれません。

 

・・・・・無駄使いをしない体質になるかも。

 

 

ワーキングホリデーのお勧め記事みたいになりましたが、

もちろんワーホリでオーストラリアに行くのが唯一の

選択ではないです。これは向き不向きもあります。

 

私だったら、どうせ苦労するのなら、しっかりと苦労して、

使えるスキルを身につけたいです。

 

がんばって作戦を立て、実現してください。

 

 

FP on the beach