自民党公約 消費税 10% 民主党は・・ | 経済・金融感覚養成講座!ニュースを読んで時代の流れを読みたくないですか?

自民党公約 消費税 10% 民主党は・・

FPえんちゃん@経済・金融感覚養成士です。


自由民主党は参議院の公約に消費税10%引き上げを明記しました。




消費税、当面10%に=社会保障目的を明記―自民公約


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100617-00000103-jij-pol


(出処 ヤフーニュース 時事通信)




自民党は17日、参院選公約を発表した。消費税について、年金、医療、介護の社会保障給付と少子化対策に充てることを目的に、現行の5%から「当面10%」に引き上げると明記。


 「恒久政策には恒久財源」の原則を貫くとして、子ども手当など主要政策の財源があいまいな民主党との差別化を図った。ただ、税率引き上げの実施時期には触れていない。

 


 谷垣禎一総裁は同日の記者会見で「財政規律への気迫を示さなければ日本が危ない」と強調。消費税について「もっと要るということになる」と述べ、将来は10%を超える水準にする必要があるとの認識を示した。

 


 谷垣氏は先の衆院代表質問で、菅直人首相が呼び掛けた財政健全化のための超党派の協議に応じる前提として、民主党に衆院選マニフェスト(政権公約)を撤廃するよう求めた。


 


 これに関し、自民党の公約は議論の主導権をあくまで同党が握ることを念頭に、「円卓会議を設置して合意形成を図る」とした。




これに対して民主党・菅直人首相は・・




「社会保障不足分」念頭に=消費税「10%」発言で―首相


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100618-00000231-jij-pol


(出処 ヤフーニュース 時事通信)




菅直人首相は18日夜、消費税を10%に引き上げるとした自民党の参院選公約を「参考にする」とした前日の自身の発言について、社会保障費の不足分を念頭に置いていることを明らかにした。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 


 首相は、政府の予算総則で消費税収を基礎年金や老人医療、介護に充てると定めており、2010年度予算で必要経費に対する不足額が約10兆円に上ることを指摘。「それを念頭に置いて考えると、やはりこの程度の財源が必要になる」と述べた。




長年引き上げられなかった消費税について論議することは大切だと思います。




引き上げの時期が明記されないのは、消費税を上げてしまうと上向きかけはじめている景気がまた冷え込む可能性があるのも一因でしょう。




ただ引き上げまでには、かなりの議論をしていただきたいです。


そして一方でムダの削減にも取り組んで頂きたいです。




またいきなり5%も消費税をあげるのかも議論が必要でしょう。段階的に上げていく方法もあります。


上げるからにはそれなりの理由がないと納得できません。




私自身はこれ以上借金を将来に残さないための消費税増税は賛成です。


ですから増税の目的を明らかにしている自民党の案は良いと思います。


ただむやみに上げてばらまかれるのであれば、反対です。




消費税を上げても、消費が冷え込むことで結局税収減になるのであれば意味がありません。


いろいろな観点から「国民が納得した上での」消費税増税が必要だと思っています。