謹賀新年

読者の皆様の御多幸をお祈り申し上げます

さっそく、宝塚歌劇団に次のメッセージを送りました。

新人公演は東京のみ上演、とのことについてご意見申しあげます。
 
たしかに新公のお稽古は大変です。
 
だからこそ「宝塚で行い、その反省点を東京で生かす」というプロセスを踏む。そこに意味があると思います。
 
それに下級生にとって、新人公演は大舞台に立てる貴重な機会。上級生の後ろに隠れることなく、堂々と。
なにも、主演やヒロインでなくてもいい。
名前があって、台詞があって、通し役で。
そういう役を本公演で演じられる生徒は、ごく一握り。
 
新公は大舞台でライトを浴び、台詞を言える貴重な機会。
己を見つけてくれる誰かと出会えるかもしれない、大切な公演です。 
 
それを減らす事なく、新人公演の負担を減らすには、本来は演出助手を手助けするアシスタント
を雇用する、AIやICTを活用する、阪神タイガースにも相談し動作分析機器などの協力を仰ぐなど、生徒の業務外の雑事を減らすことではないでしょうか。
 
某メディアでも「舞台に立っている間は本当に幸せ」とインタビューに答えていた生徒がいました。
「袖に引っ込んだ途端、暗い気持ちになる」とも。
 
せっかくの「幸せになれる時間」を減らしてはなんにもなりません。
本来立つべき晴れ舞台をどうぞ取り上げないでほしいです。
 
ぜひ機嫌を直して、冷静で賢明な判断をして頂きたいと思います。