※注
これは作者がどへたでもかまわないという気でやった計画です
ほぼ戦争系
グロあり
ため息をつく
ここは戦場だ
人を殺すところであり、人に殺されるところだ
俺はその場所で、必死に手を血で染めようとしている
「後は頼んだ・・・」
「死ぬのは・・・嫌・・・だ・・・」
あたりからそんな声が聞こえる
俺の隣にいた兵士もそうだ
30分ほど前
頭を銃で撃たれ
無残な状態となって永眠したよ
必死に生き残るために人を殺す
その荒れ果てた戦場の中、俺は必死に人を殺している
そう、生きるために・・・
「第一特攻隊、突撃!」
その声と同時に
特攻隊が敵陣地に全力で走った
特攻隊に命はない
そう思ってもいいだろうとおれは心でつぶやきながら
また、スナイパーライフルのスコープに目を当てる
「・・・・・・」
俺は息を止める
息を止めて銃の動きをとめる
そして引き金に指をかけ
相手の頭を狙って
撃つ
「・・・っ」
不意にそんな声が漏れてしまった
俺は、人の死を迎えるとき、目をそらす
そんなことをしている場合じゃないのに
そんなところに、通信機が耳元でサイレンを鳴らす
サイレンがなったということは、なにか連絡事項があるということだな
俺はそう予知して、通信機を本部につなぐ
「・・・・・・こちら本部、いまより作戦を伝える」
作戦か・・・
「今から、偵察兵と支援兵は、突撃兵に兵科を変更し、FAMASをもち特攻せよ。連絡を終了する」
なんだと?
今なんていった?
偵察兵と支援兵は、突撃兵に兵科を変更だと?
ふざけんな!
これ以上犠牲を増やせるか
「ちっ!」
俺は地面を拳で殴る
でも、逆らってもいられない
これ以上の犠牲を出さないために、俺はこの戦争を終わらせるためにここにいるんだ
なんでもやらなければ・・・
そう自分に言い聞かせて俺は本部に向かう
続く