あの大震災から一年が過ぎました。
「もう一年」
「まだ一年」
皆さんにとって、この一年はどんな一年だったのでしょうか。
一年前のあの日、
私は仕事休みで、家で一人だった。携帯をいじってたら、いきなり立っていられないほどの大きな横揺れを感じ、咄嗟に庭に飛び出した。
犬は落ち着かずにグルグル回ってて、猫も庭に戻ってきて私のところにすり寄ってきた。
何が起きているのか分からず、ただただ猫を抱き締めるだけだった。
ようやく立てるようになり、家に戻ってテレビをつけたら、地震が起きたというニュースが流れて…津波が東北地方を襲ったという報道を見たときは、思わずテレビを消してしまった。
夕方になって、より多くの報道が飛び交って、ただただ呆然とするしかなかった。
これは何だろう。
これは現実なんだろうか。
そんな一夜を過ごしたのを覚えています。
今日の報道を見て、
一年前のあの日のテレビで流れていた、黒い津波が、畑のビニールハウスを、家を、車を、船を、人をも容赦なく呑み込んでいく映像は、この世のものではないという錯覚を感じたのを思い出し…
思わず涙があふれました。
人間がどんなに賢くなろうとも、自然の力に対しては無力なんだと思い知らされました。
あの時の津波は40メートルほどだった、
東京都心のビルが揺れていた、
様々な報道が伝えられ、自然の恐ろしさをまざまざと人間たちに突きつけられる真実。
未だに余震が続いている日本。
それでも、前を向いて生きていく人間は本当に強いと思う。
立ち止まってなんかいられないよね、と何とも言えない思いがこみ上げてきます。
今日は仕事だったけれど、
あの時の14時46分、仕事を中断して社員皆で黙とうしました。
何も考えられなかった。
ただただ目を瞑るしかなかった。
社員の中からすすり泣きが漏れていたけれど、私は涙すら流せなかった。ただ目が熱くなるだけ…。
ただただ、希望を捨てずに生きていこうと改めて思いました。
亡くなられた人々にご冥福をお祈りするとともに、日本の、東北の復興に微力ながら私も頑張りたいと思います。