「劇場版 艦これ」をみてきました。
個人的な感想をずらずらと書いていこうと思うのだけど、あくまでブラウザゲーム「艦これ」プレーヤーからの感想なのでそこんとこよろしゅう👍(ネタばれ有り)
まず良かったと感じた点をいくつか挙げてく
1.TVアニメ版艦これで登場しなかった艦娘や改装後の艦娘が戦闘する役割で登場したこと(戦う天龍ちゃんがみれて幸せでした。)
2.深海棲艦と艦娘の繋がりと両者の誕生秘話について初めてしっかりとした説明があり、その説明の中に、実際に戦争で沈んでいった英霊たちの思いや願いなど戦争から生まれた様々な感情が織り交ぜられていたこと
3.本作品の主題歌である「帰還」が作品テーマに綺麗にマッチしていて、聴きながら自分なりの艦これストーリーを妄想するだけで泣ける1曲
良かった点はこんなもんですね
少し掘り下げるとしたら、深海棲艦と艦娘の繋がりです。
深海棲艦という存在は沈んだ後の艦娘なのだということです。
沈んだ艦娘が深海棲艦になってしまう理由として説明された内容としては、戦闘で沈んでしまった艦娘の「無念」「悔しさ」「怒り」など、悲しい感情が全ての水上物を破壊したいという衝動を生み深海棲艦になってしまうというものでした。
そして個人的に驚きだった設定が、轟沈した深海棲艦は、深海棲艦だったころの記憶を残したまま艦娘として復活することがあるという設定ですw(記憶薄いので間違ってるかも)
その説明のキーとなるのが正規空母加賀でした。加賀は過去に深海棲艦になった経験があったそうで淡々と説明してくれました。
そしてなぜ加賀さんが突然こんな説明を初めたかというと、TVアニメ版で悲しくも沈んでしまった艦娘「如月」がまさかの劇場版にて復活し、鎮守府に帰ってきたところから始まりますw
如月ちゃんは沈んだ後帰りたいという思いが強かったために深海棲艦になる前に鎮守府に帰ってこれたそうです。これ以上は内容を垂れ流す感じになるので如月ちゃんのお話はここまででw
ちなみに如月ちゃんが出てきて察しだったけど、やっぱこいつ泣きまくるよね...w↓
ここからはあまり好ましくなかった点について挙げてく
1.さっきも出した主題歌「帰還」が悲しくも戦わなければならない的なテーマに綺麗にマッチしているのに作中で上手く使われていなくて盛り上がりに欠ける。
2.艦娘と深海棲艦同士の戦闘の見せ方が単調で迫力があるシーンなんだろうけど、戦闘が続いていくうちに戦闘描写に飽きてくる。
3.爆発・爆炎・煙の動きや表現がへたくそにみえる。水上を移動しながら砲撃しているのに、発砲後の煙が風に流れていく動きがなかったりする。
4.艦娘と深海棲艦の繋がりを説明したおかげで、終盤の盛り上がりが損なわれた。
もっとあるけどもこのくらいで抑えとくマン
好ましくない点を掘り下げるとしたら、艦娘と深海棲艦同士の戦闘が飽きてくる点についてです。
艦娘のだいたいの攻撃手段としてあるのが、主砲と魚雷が基本になるんですけど、キャラクターが戦ってるシーンを実際の戦艦が戦っているようにみせているからかもしれないけども、主砲で攻撃する時は主砲攻撃だけだったり、魚雷で攻撃する時は魚雷攻撃だけだったりと、ずっと単調な攻撃ばかりで、特殊な攻撃方法や優秀な艦娘の主砲と魚雷のコンボ技だったりと面白そうな迫力ある戦闘が無い状態が続いて、戦闘が徐々に面白くなくなっていくのを感じましたね 天龍ちゃんが戦闘で初登場したのに天龍ちゃんの刀を使った戦闘も敵の砲弾を弾くことでしか使われてなくて残念でした...
全体的なまとめにはいると、
「劇場版 艦これは、新キャラ紹介しながら深海棲艦の謎を明かしていきつつ如月ちゃんの復活を祝う作品」
完全に艦これファンに向けた作品でした ガルパン劇場版みたいに劇場版から初めてこの作品に触れて楽しめる作品ではないですね 劇場版じゃなくTVシリーズの続編でよかったんじゃないかと...
あ、西沢幸奏さんが歌う「帰還」 いい曲なんで是非(・∀・)
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ちなみにブラウザ版艦これは時間がとてつもなく持ってかれるので、生活を死守するために永久放置状態です。






