フォックスファーマシー・渡邊大地のブログ

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都内で活動中のバンド、Fox Pharmacy(フォックスファーマシー)のヴォーカル、ギターを担当している渡邊大地の日記です。

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先日、久しぶりに友達の家に行った。
たわいのない話をしていると、彼がおもむろに映画を再生し始めた。

世界的にヒットをした「SAW(ソウ)」シリーズだ。
自分はグロテスク系が苦手だったから正直乗り気はしなかったのだが、一度観ると今後の展開とかストーリーが気になってしまい、何だかんだで4まで観てしまった。

その後、流れでなぜか「cube」という映画も観た。こちらもミステリーで少しグロテスクだった。

見終わって友達と互いに感想など話して帰った。


その夜、ベッドで横になってもなかなか寝つけなかった。
明らかに怖い映画の影響である。

ちらちらと映画のワンシーンが脳裏に浮かぶ。

するとその時…



ドドドドッ!!!


とアパートの階段を凄いスピードで勢いよく駆け上がる音が響いた。

少し部屋が揺れるほどだった。


その足音は隣の部屋をバタンと開けると、勢いを落とす事なくガタガタと大きな音をたてている。

「sawに出てくる豚のマスクを被った奴みたいのだったどうしよう。」

そう想像するのは実に容易かった。そんな映画を数時間前にビビりながら観ていたのだ。
それにこんな事は今までなかった。


息を殺した。



するとその時



ヴーヴー、ヴーヴー


と突然携帯がなった。(しょうもないメールで。)


ドラマかと思った。


これで存在がバレて犯人に追い込まれて…みたいな。


そんな感じで緊張感高まりドキドキしていたら、また隣の部屋のドアが開いて外から「いいよ」という声がした。

「いいよ」だって。

どうやら友達だか彼女だか彼氏だか知らないが、誰か来たから大慌てで部屋を片付けていたみたいだ。

だとしてもあんな階段の駆け上がりかたするかね。
夜中は音が響いたりするのに。


もともと低かった隣人ポイントがより下がった。


もう…前の日に駆け上がりやがれ!




(タイムリーすぎて本当に怖かった)