ジムを二ヶ月サボっている。背中がオバちゃんぽくなった気がする。
背中が、というより、全体的か…

私のまわりには女性として努力を怠らない人が多い。
スキンケア、化粧、ワークアウト…肉体的な事のみならず、資格の勉強だったり英会話だったりと。
そういう何事かにガッついた女性を肉食系と言うのだろうか、ハツラツと女磨きに精を出す女性は取っつきにくく、身の回りの男子からは敬遠されているように思えてならない。
そういった女性は女からしてみると魅力的で、なんで彼氏いないんだろう?とかよく不思議に思うのだけれど、男性から敬遠されるのは、男として自信がない男性が多いからなのでは?(あくまで私の周りの話。)
私が心奪われるのは、私を包んでくれるようなデッカい器を持っていて、かといって威張らない優しさを持った、大人の男性。
そういう人に巡り会いたくて合コンに参加しても、男性の「今夜」にかける熱い気持ちを感じ取ってしまい、それがわかるようになったことに自分の「年輪」を感じ取ってしまう。
もっと若かったら、冒険に身を任せ、果てには宝物を発見できたかもしれない。でもきっとそれは圧倒的に少ない確率だと既に知っている女達は、もう冒険はしない。
冒険して既に宝物を手に入れた女は、もう守りに入ってる。
まだ見付けられていない女は、冒険に参加しなくても宝物を手に入れるため、努力をする。
そうか、だから世はそういう女性を、肉食系女子と呼ぶ。
私もその類だ。

だってそうじゃない。
若ければ若いほど価値があるように扱われて…年齢を重ねてモロ「オバサン」になるのが嫌だから、努力すれば肉食系女子とか言われて。
若さに価値を置く、世の中の大半の男からすれば
女なんて消耗品よ。

rakugaki:01


秋を感じたからか、久々に読書でもしようかと自分の文庫本の本棚に目をやると、一冊の本のタイトルから目が離せなくなった。
「すべての男は消耗品である。」
いつも思っていた。男が消耗品とはどういうことだろう?
年齢を重ねるにつれ男性は素敵になると思っている私にはまだ理解ができないようだ。
それよりも思う。女の方が消耗品だと。
そんな内容を、これから思いついたときに書いて行きたいと思う。