原始、俺は夏男であった
人生の師たる松井秀喜も夏男であったが俺も夏の日差しはなんのその活発に外を走り回っていたのである
ところが今の現状を見よ
俺は湿気と直射日光で激しく疲弊し起きるのはいつも正午、公務員勉強は思い出したようにガツガツやったあとは数日のインターバルをおかなければ録にペンも握れずバイトでは相変わらずの耄碌具合だ
もはやどういうようにしてバイトを辞めようか模索している
やはり俺のような男は予備校に行くべきであった
リアルに考えると今更行っても部屋の中に溢れる教材が無駄になりそもそも行く時間も財力もないのであるからこういう想像は時間の無駄でしかないのだがもし俺が高松高等予備校の寮にぶちこまれ命をすり減らしながら勉強していれば宮廷にいけていたのではないか
自分の甘えが自分の首を絞めている
このように目前にせまる人生の一大岐路を考えるといかに自分の人生がグダグダであったかがひしひしと感じられどうしようもなく辛い
もし外聞を気にせず國學院神学過程に進んでいれば、当初のように岡山大学を目指していれば、いやもっと遡って丸亀高校に合格していれば・・・後悔すれど残念ながら引き戻れないところまできてしまった
来年六月の筆記試験、七月の人事院面接、九月の機関面接という三つの壁のうち最大の懸念は筆記試験である
ザルだのいわれるがそのザルにさえひっかかるとなると尊厳にかかわる
俺は開脚とびだと四段もとべないが台上前転だと九段まで飛べる
だがこんなことができるのは跳び箱が制度的に存在していないからであって試験にかんしては跳躍は無理だ
まあこんなこと懸念してるんなら問題の一つや二つ解けばいいんだが今精神的に一つの臨海点を迎えているから許せ
心身共々強化し苦難を乗り越えようと意気込んだはいいが現には特になにもしないというのも今までの人生で繰り返されてきたパターンである
夏に完全にやられた
このままでは間違いなく発狂したうえ二の丸からムーンサルトしつつその生涯を終える
畜生
ちょっとブルーである
メンヘラならばリスカなり発狂したりするのだろうがあいにく自分はメンヘラ認定されるほどのタマではなかった
酒飲んでぐっすり寝てどのくらい心が持ち直しているか見物である