「与える」ことと「奪う」こと ~自分と相手との付き合い方~ | ☆心のコニュミケーションルーム☆

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全国的に寒波に見舞われ,まるで冷蔵庫の中にいるように寒いですね。。



風邪も流行っているようですから,みなさまも暖かくしてご無理されないようにしてくださいね。


なかなか,更新やペタもできない中,ブログを訪れてくださり,本当にありがとうございます。



みなさまに支えられていることを最近,今まで以上に実感しています。




今日は,最近私がよく考える「与える」ことについてご紹介させていただきたいと思います。



「与える」とは少し印象がよくない気がしますが,



意味は「自分から差し出す」ことだと思います。



「与える」あるいは「自分から差し出すもの」の



最も深いものが「愛」のように思います。



そして,この「愛」という目には見えないものです。



私が中学生のときに,友だちからお誕生日にもらった1冊の本がありました。



それが,「星の王子様」でした。



王子様は



「大切なものはね,目には見えないんだよ」



と言ったのを



当時の私はとても大切な言葉だと思いました。



その思いは今も変わりません。



ですが,例えば「愛」であれば,具体的にはどのようなことなのかは,



人によって違うと思います。



人それぞれ違う考えがあり,それぞれ素晴らしいと思います。



その中の一人である,私の「今」の考えをお伝えさせていただくと



何かをするときに,



自分と相手のためになるのかどうか


その人にとって,本当に大切なことなのかどうか


その人が心から望んでいるかどうか



も大切な視点のような気がします。



そして,



今,私がしようとしていることは,「愛」があるかどうか



もいつも自問しています。



一方,「愛」が「与える」ことに含まれるとするなら,



「批判」「攻撃」は相手から「奪う」ことになるのではないかと



最近感じています。



「批判」や「攻撃」をすることで,



何も相手から奪っているように感じない場合の方が多いと思いますが,



実際には,相手の「やる気」や「生きる力」「少し芽生えていた思い」【元気」



などをほんの少しでも奪ってしまうようにも思うのです。



相手を変えることは,多分,世界で一番難しいのかもしれません。



しかも,自分の思い通りには。



自分の思考のパターンに気づき,



どのような思いを持って相手に接しているのかに



ほんの少しでも注意を向け,



そのような自分自身を批判したり,



嫌になったりすることなく「ただ理解」するとき,



自分自身の中に素晴らしいエネルギーが少しずつ湧いてくるのを感じられることでしょう。



そして,自分自身の理解を少しずつ深めることで,



相手の行動や思考を少しずつ深められ,



相手への感情が変化していくのを徐々に体験されることでしょう。



また,いずれ具体的なお話をさせていただけたらと思います。





今日もここまでお付き合いいただき,本当にありがとうございました。



みなさまとの出逢いに心から感謝していますクローバー 



愛と感謝を込めて  よつ葉