臨床心理学を学ぶ ~フロイトの精神分析から~ | ☆心のコニュミケーションルーム☆

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これからは一雨ごとに少しずつ秋が訪れそうですね。
心も体もほっとできる季節です♪




今日は、臨床心理学の祖であるフロイトをご紹介させていただきたいと思います♪



臨床心理学は19世紀末にウィーンの精神科医であるフロイトに端を発する学問です。


フロイトの創設した学派は


「精神分析」


と呼ばれ、現在も臨床心理学の主流の1つです。



最初、フロイトは催眠療法による


「カタルシス効果(浄化)」


に注目しました。



これは、催眠により内面の感情や欲求を言葉で表現することによって、症状が軽くなるというものです。



今も、人に話しを聞いてもらうと楽になったり、少し気持ちが落ち着いたりしますよね。



それを催眠というもう少し深い意識レベルで行っていたようです。



その後、フロイトは催眠にかからないクライアント(患者)さんへの対応として、



「精神分析」



を作り上げました。



これは、症状の原因を無意識に抑圧された感情や葛藤と捉える考え方です。



その方法の1つが、自分が意識化できない抑圧された感情や葛藤を表現するための



「自由連想法」



というものです。



自由連想法は寝椅子を使用して、クライアントさんに思ったことを自由に連想してもらいそれを話すことで、幼児期の体験をも意識化していくという方法です。



そして、治療者が対話を通じて洞察(原因を推察)することによって、症状が消えるというものです。



このような治療法を


「洞察療法」


ともいい、当時は画期的な方法でした。



フロイトはこの治療効果を心理学的に解明し、治療原理をも理論的に系統化しました。(この内容についていずれまた☆)




同時期に活躍した人の中で、あのアドラーユングがいます。



この2人はフロイトの学派でともに活躍していたのです。



なんという豪華なメンバーでしょう。



その後、それぞれが別の学派を創設しますが、このあたりのことはまたの機会にご紹介させていただきたいと思います。



それにしてもこの時代の学者の方々が今の心理学を作っていったという時代の流れに大きな感銘を受けます。





今日もここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

訪れてくださる方がブログを見てくださることで、少しずつ心理学の世界に興味をもっていただけるととってもうれしいです♪

みなさまとのご縁に心から感謝していますクローバー   愛と感謝を込めて よつ葉