NPO法人を立ち上げて実際に感じるメリットとデメリット | 介護サービス創業者ネットワークのブログ

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私は平成28年にケアホーム、訪問介護、通所サービス、訪問看護ステーションを立ち上げる準備をしております。



このブログをお読みになった方で、志を同じく創業しようという方は是非、ご連絡ください。



さて、私は障がい福祉のサービスを提供するための法人格をNPO法人にしました。



以前にもブログで株式会社ではなく、NPO法人にした理由を記載したのですが、じゃあ、実際に動いたらどうなのか?ということをお伝えしようと思いました。



まず、最もメリットとして感じるのは、社会的な支援が整っていることです。



われわれの法人は法人格を取得してすぐに自治体の助成金を頂きましたし、事務所は格安で使用させてもらっています。



また、情報に関しても事務所の支援スタッフや自治体からも丁寧親切な支援を受けることが可能です。



これはNPO法人が社会に役立つ支援をしているのに、経済的に恵まれないので支援しようとという社会的なラベリングが、そうさせているかと思います。



ここで少し考えればわかるのですが、株式会社でも障がい福祉サービスは提供できるのに、NPO法人だけ恵まれているように思えてしまうのです。



デメリットもあります。私はデメリットであるとは感じないのですが、多くの方はお金の使い道の透明性と公開性が気になっているようです。



実際に私が経理や会計も行っているため、良くわかるのですが、NPO法人であるという気構えがあると、プライベートのお金を入れてやろうという気持ちが消失し、公開しても恥じないような会計にしようというメリットに感じます。



きっと、適当な会計をしている団体はNPO法人に変更になると、デメリットと感じるのでしょう。




また、デメリット感じるのはスピード感でしょう。



実は今月に事業内容の追加をするために定款変更するのですが、これには総会を開催し、所轄庁へ変更の手続き(新たに活動計算書や事業計画書等)と認証手続き、法務局への変更登記と続いて、やっとこさ新たな事業が開始できます。



これに4~5か月がかかるというスピード感です。



これもよくよく考えると、事業計画や経済面をしっかりと計画を立てれば、不認証になるわけではなく、適度な期間ともいえるため、逆に利用してやろうという気となります。



メリットとデメリットも表と裏ですし、考え方次第ですね。



私はNPO法人で良かったと思っています。



そして、サポートしてもらえる皆さまに感謝です。