「ザ・マジック」 ロンダ・バーン著 角川書店 

 

初版が10年も前の2013年だから知っている人も多いと思うけれど、

 

僕のように昨日今日手に取る人もいるので。

 

僕なりの感想、オススメポイントを。

 

 

この本の主題は「感謝」。

 

28日間の実習形式で感謝のワークを行う。

 

身の回りには感謝すべきものが溢れている、ということに改めて気づき

 

おなかの底から感謝の気持ちを注ぐ、そしてそれを習慣になるように繰り返し、

 

最終的にはそういう状態の人になる、ことを目標にしている。

 

 

自然、社会、人間関係、お金、衣食住、身の回りを見渡せば、何一つ当たり前ではない。

 

どこかの誰かが創ってくれたいろんなものを使って生きている。

 

森や草花の香り、川の流れ、美しい朝焼けや友人との会話。

 

感謝すべきものに溢れている、いや、感謝すべきものしかない。

 

神様に、命、宇宙の力、ご先祖様に、空氣にも、今日も平穏に生活できたことにも感謝。

 

僕はまだワークの途中で、願いが叶った、とかお金を得た、とか不思議な体験をした、

 

とかまだ何もないが、それでもこの本を強くお勧めする。

 

ワークをやることで、身の回りのもの、人々、自然、出来事、何かにつけて「ありがとう」

 

と気持ちを込めて感謝する、感謝できることを探すようになる。

 

感謝することは気持ちがいい。

 

幸福感を感じ、高揚する。

 

ワークを続けるに従い、その気持ちよさが高まる。

 

僕の波動の周波数も高まっているのではないだろうか、と思う。

 

みんながこの気分でいたら戦争は起きないと思う。

 

争えない。

 

 

最近Youtubeで見たコンテンツに、

 

社会的な成功を得ている人に成功の秘訣を尋ねたら、

 

皆さん口を揃えて「感謝です」とおっしゃる、と言っていたのを思い出した。

 

感謝はお礼とは違う。

 

お腹の底から湧き上がるような感情を含んだ「感謝」だ。


 

 

「弟子の準備が出来たときに師が現れる」

 

もし、あなたがこの本のことを知らなかったならば、

 

そして、あなたがこの本を手に取ったならば、

 

あなたに学ぶ準備ができた、

 

ということかもしれない。

 

 

 

 

感謝