マイケルエドワースは、イギリス人の初めてのスキージャンプ選手ということなんですが、試合では優勝争いに参加したことはなく、いつも最後。
そのため皆からはスキージャンパーならぬ『スキーを履いて落ちるヤツ』とあざ笑われていたんだとか。
 笑われてもからかわれても、それでも不器用ながら一生懸命頑張る彼に、やがて観衆から一目置かれて尊敬されるようになります。

 彼が出場した1988年のカルガリーオリンピックは、実はものすごく面白かったんですね。
観衆を湧かせ、Eddie The Eagleと声援を受けたマイケルエドワース、そして映画「クール・ランニング」にもなったジャマイカのボブスレーチーム。

 この後で実力のない選手がオリンピックに参加できないような規定ができ、彼はその後のオリンピック出場を目指してチャレンジしたものの、選手として演技することはありませんでした。うーん、これでオリンピックはひとつ、つまらないものになっていったのかな。
 





 若くもなく風貌も今ひとつで、しかもかなり不器用でも、それでも一つのことに頑張り続けることで、それが個性やスタイルとして確立され、皆から認められる存在に私もなりたいです。