とにかく最近の日本のアニメって、どうしてこんなにレベルが高いんだろう!!って思うくらい凄すぎる。正直欧米のアニメは、お子様向けでしかないのでストーリー展開は単純で捻りがない。特にディズニーは、ポリコレが酷すぎてLGBTQとなんでも黒人を主役にしてしまって見るも無惨。あれではあまりに偏りがありすぎて、お子様は見ないでくださいレベル。

 

 オープニング曲とエンディング曲は世界的大ヒット飛ばしてる欧米人に依頼するくらいお金かけまくった『怪獣8号』で、このエンディング曲が今ベルギーでもガンガン流れてる。

 ベルギーでもコスプレしてる子が多い『鬼滅の刃』、もしかすると欧州にも野球というスポーツがあることを広めそうなくらい大爆笑させて野球初心者に野球を教えてくれた『忘却バッテリー』、そして唸るほどの発想力でどんどんつまらくなってきた異世界ジャンルの枠をおし広げた『ダンジョン飯』。

 そんな中で、話題にはなっていなかった、地味アニメと言われていたのが『烏は主人を選ばない』。原作は、時代絵巻ファンタジーとも呼ばれる、日本神話に登場するカラス八咫烏(やたがらす、やたのからす)の一族に起こる数々の事件。実はこの八咫烏、日本サッカー協会のシンボルになっているとは知らなかった。

 史上最年少で受賞した松本清張賞を取った推理小説が原作で、敵だと思っていた人が実は仲間だったりのどんでん返しが続き、最後に出てきたのはノーマークだった人。アニメの12話と13話で謎が明かされていく。細かい表現で犯人を示唆したりとなかなか面白い表現で、最後はその犯人の言動にゾッとする。アニメのタイトルは第二巻のタイトルで、次のアニメのタイトルが実は原作の第一巻のタイトル。

オープニング曲もハマっていて、これからせっせと小説を読む予定。

 

 

烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)