親子療法士の本田です。
お彼岸だったので、本日はお墓参りに行ってきました。
祖父母のお墓に行くと、何故かホッとします。
囲いに腰かけて、しばらくのんびりしていました。
世の中には、一見すると矛盾しているように
見えるパラドックスがあるように思います。
特に、人の自信や権威にまつわるものは、
その傾向が強いのかもしれません。
人をコントロールすることで築かれた自信は、
本当の確かさを持たない。それを持つ人ほど、
大きく見せようとし、巧妙に言葉を操る。
本当に偉い人ほど、威張らない。
実は中身がないのに、賢く見せようとする。
威厳たっぷりに見えたものが、実はただの虚勢だった。
話し方の権威感だけで、中身のない言葉ほど
本当らしく聞こえてしまう。
ひけらかすのは、実は満たされないから。
本当にある人はひけらかさない。
正しさを力で押し通そうとする人ほど、綻びが目立つ。
力を誇示する人ほど、実は恐れが大きい。
手に入れたものが、その人の本質を変えたわけじゃない。
ただ、本来の姿があらわになっただけ。
誇示せずにはいられない人ほど、表に出さない方が
いいものを、歪んだ自信とともに漏れ出してしまう。
強引に押し通そうとするほど空虚さが際立つ。
そう考えてみると、人生はパラドックスみたいなもの
かもしれない。


