- Escape from the domination - マニピュレーターと支配からの脱出

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親子療法士協会認定カウンセラー 本田丈
毒親と支配とマニピュレーター 

 

こんばんは。

親子療法協会の本田です。

 

暑さというより、湿度の高さに参ってます。

 

 

「自分のこと好き?」
この一見シンプルな問いかけ、意外と深いものがありませんか?
私がこの質問を受けると、つい「う~ん」

と考えてしまいます。
正直「好き」というより

「まあ、よくやってきたかな」という感じです。

昔の私は自分が大嫌いでした。

でも、なぜ嫌いなのかを考えているうちに

(自分を信用できていない状態でした。)
少しずつ理解できるようになりました。

最近では「好き」というより
「自分のことを少しずつ認められるようになってきた」

のかもしれません。
自分のことを知るというのは、そこに意識が向くまでは

意外と難しいものです。

年を重ねたり、色々な経験をしたりすると

自分の見方も変わってきます。

時には他の人と比べて自分を見てしまうこともあるでしょう。
大切なのは自分を責めずに自身の思考や感情を

ジャッジせずにただ観察すること。

今は自分のことが好きじゃなくても

それも自己理解の過程の一部かもしれません。

時間をかけて自分を理解していけばいいと思います。

人によって、自分を受け入れる道のりは違います。

時には思いがけないことで、自分の見方が大きく

変わることもあります。



自分の事が好きですかという質問で

印象深い出来事は、父親との会話です。
父に「自分のことを好きか?」と聞いたとき、

「こんな失礼な質問はないぞ!」と
ブチ切れられました。この反応から

父の深い劣等感が垣間見えました。

この反応には驚いたと同時に妙に納得する

自分がいました。

友人や幼なじみにも同じ質問をしましたが、

みんな考え込むものの
怒る人は一人もいませんでした。
自分自身に目を向けられるようになって初めて、

「自分が好きか?」という問いが
意味を持つのかもしれません。

私も今も自分と向き合っている途中です。

自分を知ろうとする気持ちには

終わりがないような気がします。
きっと一生続くのかなとも思います。でも、

そのプロセスには大切な意味があると思います。
一度にすべてを変えようとせず

まずは自分自身を少しずつ理解していくことが大切です。

急激な変化を求めるのではなく

小さな気づきを積み重ねながら

焦らず前に進むことが大切だと感じます。

 

それが自分自身と向き合い

歩んでいく毎日なのかもしれません。