いつも忙しいと不満を言っている人の、その忙しい用事とは、わざわざ自分でつくり出したものです。
もし忙しい用事がなくなって暇になれば満足するのかというと、そうではなく、また新しい用事をつくり出すのです。
忙しい人の予定は、しなければならないことでびっしり埋まっています。
ところが、それらの予定は、しなければならないことというよりも、自分から求めているものなのです。
しなければならないことのほとんどは、自分にとって得だから、自分で選択しているのです。
その点をはっきり自覚していれば問題はないのですが、やらされていると感じてしまうと、大きなストレスとなってしまいます。
仕事がつまらない、嫌な上司がいるので会社に行きたくない……。
勤める以上、いろいろ嫌な思いをすることもあるでしょう、その会社に勤めること自体を誰も強制してはいません。
人は誰でも、職業を選択する自由があるのです。
ほかに条件のいい仕事があるのなら、移ればいいのです。
今の仕事が、現時点では、自分にとってもっとも条件のよい仕事なのです。
転職しても、待遇がよくなるとはかぎらない。
逃げる前に、できるかぎり辛抱してみよう……。
自分の頭でそう判断したのではないでしょうか。
自分のために働いているのですから、どうせならいかに楽しむかを考えたほうが得策です。
恋人や友人に不満があっても、自分が付き合いたいから、付き合っているのだという事をを忘れてはいけません。
本当に嫌なら、自分にとって何の益もないと思うなら、付き合わなければよいのです。
いやいやながら、仕方なくやっていることは、本当に仕方のないことなのでしょうか。
しなければならないと判断したのは、ほかでもなく、自分自身ではないでしょうか。
そうであるなら、それは紛れもなく自分のためにやっていることなのです。
誰かに強制されたわけではなく、自分で選択した結果なのです。
仕事がつまらないのではなく、人間関係が楽しくないのではなく、いやいややらされていると思い込んでいるから、楽しくないのです。
嫌ならやめる。
やるなら、楽しんでやる。
どちらかに決めましょう。
ただし、生真面目な人は、楽しまなければならないと無理に自分に言い聞かせてしまいがちですが、それは逆効果です。
疲れたら、休めばいいと気楽に考えましょう。
どうせやるなら、楽しんでやろうと気持ちを切り替えれば、気は楽になるはずです。