ミセス ケイのブログ



ちまたに流行るKYという言葉

KY = K(空気)がY(読めない)という意味らしいですが。。。

相手の顔色や、場の状況を見ながらの行動や発言を日本人は「空気を読む」という

言葉で表現されていますが、KYはその反対

空気が読めないひとは仲間から避けられたり、ひどいといじめを受けたりします。

でも、本当に空気って読まなきゃいけないの?

人はそれぞれ、生まれや育ちの環境が違い、そして生きる価値観も違うのに

この世の中に読まなければならない空気なんて本当は存在しません。目

それに、絶対的価値観というのもありません。

日本人はとてもまじめな人種なので、

 「ひとはこうあるべきだ、これがマナーだ」と社会的に権力のある人が言えば

それが正論だと勘違いしてしまうところがあるのです。

これは、ある種の社会的洗脳になっています。


本当のマナーとはそんなものではなく、エピソードであげてみましょう。

イギリスの現エリザベス女王が、ある首脳を会食に招いたときのこと。

その首脳はフィンガボールの意味を知らず、中の水を飲んでしまいました。。。

すると、エリザベス女王も顔色を変えずにフィンガーボールの水を飲んだそうです。

これこそが、本当のマナーであり、エレガンスです!!

マナーとは相手を、心地よくさせるように気を遣うことが本質。

でも、KYと言う言葉を引用した行動は、フランス料理の作法に気をつかうことを強制しています。


では どうしてKYというような言葉が流行るのでしょうか?

それにはマインド(脳と心)的にも理由があります。

脳はもともと手抜きが大好き。叫び

手抜きとは、思考停止状態のことを言います。

自分で判断せず、他人に判断をゆだねる状態が楽だからです。

「他人に思考までゆだねる」→「他人に思考を洗脳される」ことは、脳にとって一番楽だからです。

さらに、脳は妄想大好きです。

ほんとうはあまり気が進まないのに、上司や、同僚、ママ友達から飲み会などに誘われたとき、

「断ったら悪口を言われるかも?」

「自分にとって重要な情報が入ってこないかもしれない」

と思ってしまいがちですあせる

さらに「あのひとはKYよね~」と悪口を言われるかもしれないと怯えます。

悪口を言われたって、悩む必要はありません。

そしてそのような会合での、「重要な情報」の交換に乗り遅れるという心配もいりません。

ご自分が参加するメリットがないと思えば、参加しないという主張があっていいのです。

いきたくない場所に参加することを続けると、

脳はいつも思考停止状態になります。ショック!

これが続くと、この状態が自分にとって「居心地のよい空間」だと判断するようになります。

こうなると、自分が本当に何を求めているのか?がわからなくなってしまいます。あせる

マナーや常識の押し付けかもしれないと感じたときは、脳には百害あって一利なしだということを

思い出しましょう音譜