コイバナ
恋花
「大人の恋…」
大切な
あの人に会える
私はその日を
心待ちに指折り数えるように
過ごしていました
その気持ちは
彼と出会えた夏の日の
大雨というハプニングから
9ヵ月という月日の中で
大切に育まれたと
感じています
彼は自分の歩き始めた道を
途中で諦め
ご両親を助ける道を
選びました
私は、そんな彼を
心から尊敬しました
**
恋花によく登場してくれる
私の友だちは
M美ちゃんと言います
(今年で親友歴満47年💐)
いくつになっても私は彼女に
羽田空港でも
「M美ちゃん!」と手を振り
私を迎えに来ている彼女に
そう呼びます
彼女は
「京子ちゃん小さいから
分かんなかったわ!」
そう言って元気に笑います
毎年
東京と博多で会えたのに
コロナ禍になってからは
2年も会っていません
M美ちゃんも私も
基本的には真面目です笑
不要不急では
県を跨ぎません
合言葉は
「愛と光と忍耐」
✨(=´∀`)人(´∀`=)✨
その親友のM美ちゃんは
妹と弟がいる長女
皆様、恋花で感じて
いらっしゃる通りの
明るくて面倒見が良くて
お友だちや知り合いが
いっぱいいる
誰からも好かれる
とってもステキ女子です
だから彼女には
スマホがない時代でも
いつも
たくさんの情報が入って
来るのですが
そんなある日のこと…
友だち4人でいつもの学食
「ね、知ってる?
ブルーさんのこと」と
M美ちゃんが小さな声で
言いました
ブルーさん…
M美ちゃんの下宿から帰る時
隣りの白いアパートの
階段の下で泣いている
女の人を残して
急ぎ足で行くブルーさん…
心の中で思い出していました
するとM美ちゃんは
「ブルーさんは
2年も同棲していた彼女を
振って新しい人と
また同棲しているらしい」と
言いました
すると一緒にいた
もう1人の友だちが
「あの爽やかなイメージとは
随分と違うんだね」と
言いました
現代では同棲をしてから
結婚をする人たちも多いと
聞きますが
私の青春時代である
半世紀前は
同棲する事については
まだ暗いイメージがあって
公にできるような事では
ありませんでした
すると別の友だちが
「大人の恋をしてるのよ」
と言いました
私は大人の恋って
何だろうと思いました
大人の恋は
破局前提なのだろうか…
恋する人への
思いやりや慈しみは…?
するとまた別の友だちが
「大人の恋なんて言い方
聞こえを良くしているだけ
自分の都合の良いように
したい人たちの
逃げ道なのよ」
あの頃も女子トークは
活発でございました笑
学食のカレーを
食べながらの話題は
しゃれではありませんが
辛口トークとなり
私は帰りの電車に乗って
窓の外を眺めながら
いろんなことを思い
私は彼にとても大切に
されていることを
改めて感じ
心から嬉しく思いました
この恋を
大切に大事に
育んで行きたい
心から
そう思いました
つづく
・**・*・*・*・**・
恋から愛へと
育まれる時
思いやり
という美しいものが
生まれるのかも
知れないね
女は花であれ
賢く優しい花となれ
**+.° ♡ °.+**
恋は一瞬
愛は一生