北関東の名湯尋ねて・・・・・
二俣温泉(福島)・・・・・大丸あすなろ荘
甲子温泉(福島)・・・・・旅館 大黒屋
板室温泉(栃木)・・・・・板室健康の湯
那須塩原温泉郷 北温泉・・・・・北温泉旅館
(栃木)
塩原湯本温泉・・・・鹿の湯
塩原元湯温泉・・・・・元泉館
福渡温泉・・・・・・・・・不動の湯
福渡温泉・・・・・・・・・岩の湯
二俣温泉 「大丸あすなろ荘」入り口 中庭 案内図 自噴泉はピカイチ・・・・
河畔の露天風呂 自噴泉 内湯 底からフツフツと湧く・・・
北海道や九州の名湯巡りもサイコーにいいけど たまには近郊のホンモノ温泉探訪もしなくちゃ・・・
衆議一決で今回は 北関東の二俣温泉・甲子温泉そして那須塩原温泉郷のプライオリテー上位の
候補別件選定し 湯巡り実施と相成りました。
いつもの福岡・下関からの仲間お迎えして 運転手引き受けました。
二俣温泉・・・・・「南会津に二俣あり」と言われる程に親しまれたここ二俣温泉の歴史は意外と古く平安中期
まで遡ることになる。泉源は30数箇所あり そのすべてが自然湧出というから驚きでもあろ
うし、1,000年の歳月を重ねても その湯質・湯量は変わってないということにも特異の存在
である。
開湯当時から今日まで 当主50代続いている「大丸あすなろ荘」のありようにも驚嘆と敬意
を禁じ得ないがその<源泉を守る>という大原則を基盤に、その文化の継承と発展に努め
おられる姿は頭の下がる思いである。
硫酸塩泉 52度 神経痛・リュウマチ・胃腸病などに特効
甲子温泉を目指して直進・・・ 甲子温泉 「大黒屋」玄関
ご自慢・シンボルの混浴大浴場 まるでプ-ル的スケールの巨大浴場!!
甲子温泉・・・・・「かし温泉」と読む。福島県屈指の秘湯・・ここは栃木との県境近く、東北自動車道 白川
ICから20キロの距離、阿武隈川源流の渓谷沿いの仙境の地に静かに湯煙を上げている。
1384年、甲子(きのえね)の年に発見されたことからの命名とか・・・
一軒宿「旅館 大黒屋」のご自慢・名物は、なんと言っても150年の歴史を持つ大岩風呂
でしょう。宿から123段の階段の先、阿武隈川に懸かった橋を渡ると木造の大浴場だ。
浴槽は長さ15メートル。幅 5メートル、深さも1.2メートルとかなり深い。室内プール然
である。今までの湯巡り経験からしても 内湯でのスケールはNo.1である。 脱帽!!
硫酸塩泉 43度 神経痛・リュウマチ・胃腸病などに効く。
300年の歴史がかさなる・・北温泉 江戸末期の建造物 「北温泉旅館」玄関
名物 「天狗の湯」修験場の名残とか・・・ 隣の内湯 歴史の重みが・・・
北温泉・・・・・那須温泉郷の中でも秘湯の本質 そのものが感じられるここ北温泉。俗化とは縁のない
環境はひたすら秘湯の貫禄充分である。 一軒宿 「北温泉旅館」は江戸元禄期から
300年以上の歴史があり、名物「天狗の湯」には天狗の面が掛かっているが この温泉は
修験場であった名残だという。 単純泉 58度
名物<川の湯>の「大丸温泉旅館」 1300年前の那須温泉発祥「鹿の湯」
数年前に立ち寄り湯お願いした「大丸温泉旅館」の近くまで来たので チョット玄関先までお邪魔して
みました。正面はすっかり改装されて綺麗になっていました。川そのものが露天風呂の「川の湯」は
当時の儘の筈ですが・・・・つい数ヶ月前 高校時代の友人家族が宿泊しましたが 「川の湯」に感激
したようです。
那須温泉湯本にはこれぞ 見逃せない共同湯 「鹿の湯」があります。1300年前の那須温泉発祥
の地とされ、今でも元湯としての存在感はバツグン!!総木造りの大浴場には6つの浴槽があり、
温度差のある白濁した硫黄泉が溢れている・・・・。那須へ行ったら 是非 「鹿の湯」へ・・・お勧めです。
板室温泉 「グリーン グリーン」共同湯 塩原元湯 「元泉館」の玄関
新館 浴棟の内湯 木の香も・・・ 川沿いの露天風呂
今夜の夕餉膳 山の幸てんこ盛り 混浴岩風呂 源泉100%
旧館の名湯 自然湧出 飲泉OK 「甘鄲の湯」 42度 <胃腸の名湯>
塩原温泉郷・・・・・塩原温泉郷には11箇所の温泉地が点在する。各々に特徴ある温泉風情を感じ
とれるが その中にあって 元湯の「元泉館」はお湯そのものがピカイチである
ゆえに <イチオシ湯宿>と松田教授は胸を張る。
早速に体験入浴を兼ね 宿泊することになった。
開湯の歴史は1200年。1659年の大地震で埋没したが 明治17年に再興し
現在に至っている。鉄筋3階の本館、木造の別館、新築の浴舎棟と施設はかなり
充実している。内湯、 露天岩風呂、本館の混浴岩風呂の薬湯は是非お試しを・・
深い木立の中の 「不動の湯」サイコーです。 川沿いの「岩の湯」こじんまりした共同湯
福渡温泉には共同湯が2箇所あり、 「不動の湯」は泉質・湯量・雰囲気共に全国レベルのもの。
塩原温泉郷には11箇所の温泉地があり、いくつもの良質な共同湯が健在しているが この湯は
代表選手格である。福渡温泉の川の対岸 吊り橋を渡った先の林の中の湯船には豪快に源泉が
注ぎ込まれている。ワイルド感も充分である。