昨日の夜は、とても寝苦しくて、明け方というにはまだ早い時間帯に目が覚めました。目が覚める直前に、ナナが戻ってくる夢を見ていたことは、はっきりおぼえています。

夜じゅう、窓やドアを全部閉めてしまったので、ナナがもし家の外に来てくれた時のために、外にいつものドライフードを出しておいたのですが、目が覚めてからそのお皿をチェックしたら、空になっていました。
近くには、このあたりを縄張りにしているオスネコがちらほらといるので、その子達の仕業かなとも思いましたが、ナナのトイレ砂をまいた奥にあったお皿を食べに来たのは、やはりナナであってほしいと思うわたしでした。

空のお皿をみたら、なんだかちょっとほっとして、起床時間まで少し眠れました。

朝の支度でばたばたとしている中、わたしも少し気分が落ち着いて、色々用事を片付けていましたが、そんな中で、あまりにも耳慣れた鈴の音が、いつものように階段を駆け上がってくる音が聞こえました。
こういうときに大きな声をだしてはいけないのに、思わず「ナナ!」と叫んで、叫んでからしまったと思い、とにかく急いで鈴の音のしたほうへ行ってみると、すっかり薄汚れて、目つきも心なしか険しくなったナナが、少し警戒した様子でおりました。

良かった。ほんとに良かった。
怪我もなく、近所の方の話によると、どうやらお向かいのお家の縁の下に、一晩中潜って鳴いていたようなのです。

一晩外で過ごしたのが、よほど心細かったらしく、ナナはいつもよりずっと甘えん坊みたいです。
いつもなら、昼寝の時には必ず一人、落ち着ける場所を選んで寝ているのに、今日はずっとわたしの横にくっついて寝ています。(なんだか移動したら悪いみたいで、動けません…)
いつもなら、もっと警戒心なくびろ~んと寝ているのに、今日は体がピクッピクッと動いてます。

ナナにこんな思いを二度とさせないように、脱走防止策をしっかり講じないといけないなあ。
ショックです…
やっと体重も2.4Kgと回復して、やれ安心と思っていた矢先、ナナが勝手口もどきから脱走しました。
朝9時過ぎ、「ナナが逃げたー!」という娘の声を聞いて、慌てて下に下りたら、ナナは家の横手に入り込み、かなりパニックになっている様子。
追いかけられている!なんだか怒られてる!どうしよう!
そんな顔でした。

落ち着かせなくちゃ、と思って、ナナの好きなおもちゃを持ってきて、ナナに見せ、
「ほら、ナナ大丈夫だよ、大丈夫だからね」
と声をかけていたのですが…
よっぽどおびえていたのか、しばらくおもちゃを見つめたかと思うと、かなりのスピードで、向かいの家の裏に入っていってしまいました。

急いで、ドライフードとおもちゃをもって、ナナの消えたほうを探したのですが、もうどこにも気配はありませんでした。
どこかの家の縁の下へもぐりこんでしまったのか、何かの隙間にじっとしているのか。
あれから、5~6回は同じようなところをぐるぐる回りました。
ドライフードをお皿に落とす音を響かせてみたり、猫砂をみちしるべのように所々まいていったり。

偶然、近所でよくお話をするおばさまとお会いしたら、その方が実は猫好きであることがわかり、おばさまの猫ネットワークにも情報を流してくださる、と心強いお言葉をいただきました。

でも、もう夜の帳も降りてきたというのに、ナナはやっぱり戻りません。
甘えん坊のナナ。
夜中だって、私のことを起こしに来て、なでてもらうと安心したみたいにゴロゴロいうナナ。
いつも足元にまとわりついて、あやうく蹴飛ばしそうになるナナ。
すっかり慣れて、みんなのいるリビングが大好きになってくれてたナナ。

ナナがいないと、こんなに寂しいなんて。

とりあえず、保健所にも動物保護センターにも交番にも届けたし、近所の主要なご近所さんへもお知らせしました。動物病院へも連絡済み。
あとは、ポスターを作って張って…それから、多分パニックになってなかなか人前に姿を見せてくれないだろうナナを、早期に確実に捕まえるために、捕獲機も発注しました。

なんとか、一日も早く、ナナが戻ってきてくれますように。神様。
保護から10日ほどが過ぎました。
ナナは、「猫は好きじゃない」と言っていた家族をも、
「お前はカワイイなぁ~♪」
とすっかり虜にしてしまい、おかげさまで家族の一員として承認いただけることになりました。

またすっかり元気になって、ネコじゃらしにパンチしまくり。
おもちゃのボールをおいかけては、猫らしい俊敏さで飛びまわれるようになりました。
ここまでくれば、もうすっかり安心。
これから順を追って、ワクチンを打ったり、避妊手術もできるでしょう。

まずは、我が家で飼ってあげられることにホッとしました。
最初の3日ほどで、すっかり情が移ってしまったので、とにかく可愛くて可愛くて。
できることなら手放したくなかったのが、まず最初にあり。
また、わたしのいる県内には、悪質な里親詐欺の常習犯がいて、これが既に裁判で有罪判決をうけたこともある人物なのだそうですが、その人物がまたもや子猫の里親になると言っては虐待・殺害していると聞いていたので、できればリスクを犯してまで里親探しをしたくなかったのです。

今までは衰弱のために、ノミの駆除もできなかったので、まだ家中をあるきまわることができないナナ。
これからノミ駆除がおわったら、思う存分家の中を走り回らせてあげようと思います。



最初は、里親探しの一助になればと思って書き始めたブログでしたが、これからどうしよう・・・(笑)
たまに、親ばかぶりを披露する日記をかこうかな、とも思っています。


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