なんでも『あるある』で始まることがある
その「あッ!」っていう出来事を大切思えるか
ただ空気のように流してしまうのか
それに気づくだけで心がとても豊かになる。
2019年5月18日
友人に連れられて初めて行った
【東京レプタイルズワールド】
爬虫類の即売会イベントである。
この数ヶ月前に
知人はトカゲを飼い始めていて
その品種は
《レオパードゲッコー》
和名でヒョウモントカゲモドキ
レオパの愛称で呼ばれているらしい。
全く興味の無かった爬虫類
大まかにカメレオンくらいなら知る程度
レオパードゲッコーなんて
ヒョウモントカゲモドキなんて
聞いたことも見たことも無かった。
そんな自分がイベントへ行ったのは
知人家族を車で送迎するため。
やれ、表情が可愛い
やれ、仕草が可愛い
そんな話を聞いていても
なーんにも興味が湧かなかった。
実際にイベント会場へ行ってみても
大勢の人集りがあることに驚いたくらいで
爬虫類を見るよりも
猛禽類の梟を見ていたくらい。
梟や木菟は好き…な部類
広い会場には様々なブースが並び
知人に様々なレオパを勧められるも
『ふーん』
って思うだけで
自分でも興味が無いことは
改めて分かっていた。
そんな自分が『ある出会い』をきっかけに
レオパ主体の生活に変わっていってしまう。
まず、レオパを見て触れて
素直に思ったこと
ボツボツが気持ち悪い
尻尾と体の色合いが気持ち悪い
まぁ、尻尾の裏の感触は気持ち良いかも…
なんでこんな生き物を飼い始めた?
率直な思い。
同年6月23日に
【ブラックアウト】
という爬虫類イベントがあった。
その日も知人家族を浅草まで送迎。
会場は4階と5階のツーフロアに分かれていて
それぞれに活気のある会場
相変わらずの人集りに
スーパーで特売品を争う人達の姿を思い出した。
そんな『我関せず』な心持ちでいた自分
入口付近のブースへ何気なしに立ち寄ると
若い店員さんが矢継ぎ早の質問に
あれこれ応えて動き回る。
100均で売っているような
丸いフタ付きのプラカップに入れられたレオパ
周りの人達はヒョイヒョイとカップを取り替え
舐めるように見定めている。
そんな中では浮いていると思われる自分
ちょっと手を伸ばしカップを持ち上げて見る
やはり何も惹かれない
このカップの中の生き物は
みな疲れたような元気のなさで
痛々しさも覚えた…
あれ?…
ふと1匹のグレー色な小さなレオパと目が合った
そのレオパは自分に対し
自らを主張しているように
「出して!出してってば!」
そんな声を聞いた気がした。
そのグレー色なレオパを
ずっと見ていたらしい
自分では気付かなかったが。
やんちゃそうな
悪巧みをしていそうな
そんな表情をしているカップの中のレオパ
後にお迎えをすることになった
【すだち】
との出会いである。
いやいやそうは言っても
他にもたくさん居るし…
他にも?
かわいいけど
他にも見ないと…
かわいい?
その時には既に
何かしらのレオパを
迎えようと思っていたのでしょう。
心の中の変化
それからというもの
色んなブースを回り
皆さんと同じように見定めていた。
何十匹、何百匹?のレオパの中から
何時間も掛けて丁寧に、丁寧に。
だが、最初に目が合ったレオパのことが
どうしても気になって気になって
そして、そのレオパをお迎えすることを決めた。
イベント『あるある』らしい。
【モルフ名】
ブリザード
【命名】
すだち
たった1匹のレオパが
出せ出せと言っているような感覚
「なに?」って伝えているような表情
その一瞬の出来事が
自分の中の何かを変えてしまった。
「あッ!こいつと一緒に帰ろう」
そんな気づきから
今となっては数匹のレオパとの生活
以前よりも更に
毎日が楽しくなりました。

