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野村忠弘の監督ブログ

映画『海竜を見た日』の制作秘話やオンタイム情報。

さぬき映画祭初日の昨日は、多くのお客さんに観ていただけたようです。
観てくださった皆さん、ありがとうございました!
そして本日はFM高松の生番組で、さぬき映画祭及び『海竜を見た日』を紹介していただきました。
残念ながら僕はお邪魔できないので、代わりに出演者の廣田耕一郎さん、藤澤蒼くん、永野智己くんにスタジオに行ってもらい、映画のことを語ってもらいました。

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思い返せば本作のキャスト探しが始まったのは、ちょうど去年の今頃。
言葉のイントネーションの問題などもあるので香川県民の役は極力地元の方にお願いしようと思い、高松でのオーディションも決めていたのですが、果たしてどれくらいの人が集まってくれるのか、すごく不安だった時期ですね。

結果、3月におこなったオーディションには大勢の方に集まっていただきました。
そこから選ばせていただいたのが宗太の祖父役の廣田さん、本島の中学生 平吉役の松村佳祐くん、同じく中学生役の藤澤くん、永野くん、そのほか本島のシーンに登場する島民役全般。
はっきり言って、僕にはオーディションの短い時間でその人の才能とか適性とかを見抜くことは不可能なので、ほとんどフィーリングで決めちゃうんですが、今回は大正解だったと思いますよ。

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廣田さんはお若い頃から高松でお芝居をされていた方。
方言のチェックや小道具探しなどにも協力していただき、香川ロケの間は出演シーンのない日も現場に来てくださって、気がつけば全日程にスタッフとして参加していただくことに。
本来なら出演者であり現場最高齢の廣田さんに炎天下で裏方の仕事を手伝わせるなんてあり得ないので、スタッフ一同頭が上がりませんでしたが、ご本人は本当に楽しんで参加してくださったようです。

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中学生の頑張りも予想以上でした。
東京と高松の距離の問題もあり、撮影開始の一ヶ月程前に一度リハーサルしただけだったのですが、自主的に練習や試行錯誤したらしく、本番当日は思った以上にお芝居が良くなっていて驚きました。
藤澤くん(写真左)、永野くん(写真中央)もそれぞれいい味を出してくれましたが、特に物語のキーになる平吉を演じた松村くん(写真右)は、よく自分の役柄を理解してくれていたと思います。
小学生の頃から劇団四季などでお芝居をしている宗太役の間くんと並んでもまったく引けを取らない存在感で、こんなことならもっと出演シーン増やせばよかったと後悔したほど。

ほかに中学校校庭の女子生徒や、ナゾミの噂をする島の漁師や主婦、子供たち、船でナゾミに話しかけてくる島の青年など、本島のシーンを支えた出演者のほとんどは高松のオーディション参加者と、そのご家族です。