星の数ほど存在する、超高級ピアスから、100円ショップのピアスなど、様々なマテリアルを用いて構成されるピアスですが、

わたくし的には、販売価格がどうであれ、直ぐに壊れてしまう事態だけは良くないと思うのです。

『新しいものへ交換致します。』か、『お修理いたします。』で、対応すればいいと思ってるブランド、いっぱいあるでしょ。

 

不良品で壊れても、自分で壊しちゃっても、

品物が壊れるって、品物だけがストレス掛かるんじゃなくて、

所有者さんも、販売者も、ストレス掛かってるんです。

これ、何方の方にも、本当に無駄な時間なんです。

 

様々な故障がありますが、一番多い破損問題は「 連結が外れる 」です。

連結部分の合口が外れたり、部品が折れたり、など...

ジュエリー(貴金属装飾品)も、アクセサリー(卑金属装飾品)も、必ず連結部品(部分)が存在します。

それがなければ繋がらないから商品にならない。

 

 

 

下の写真、金色の部品は、弊社の製品ではなく、出来合い品です。

この部品もハンドメイドで制作する事は可能ですが、コストが増してしまうので、

当ブランドと合うタイプを選択しています。

 

写真内にある白い矢印が指す金具がステンレススチールです。

丸線でコイル状で入荷します。これを9ピンにしたり、丸管にしたり、します。

各部品を組合せて、商品の形に整えたら、ステンレス材の合口部分を溶接して合口を消します。

 

ここで使われる溶接は、殆どの人がイメージして、希望する溶接方法です。

「 ここだけちょっと溶かして繋いでよ。 」という溶接方法です。

 

お修理でアイテムを持ち込んで、「 出来ません。」と 断られた経験はありませんか?

 

ジュエリーの溶接は『 ロウ付 』、アクセサリーの溶接は『 はんだ留め 』、それぞれ、対象素材と方法が違います。

どちらも、母材自体を溶かして繋げる工法ではなく、母材を接合する為には『 ロウ剤 』『 はんだ 』が必要になるんです。

 

しかし、ロウ付加工は、ロウ剤を融解させるために700℃程度の温度が必要となるため、それに耐えうる素材で構成されたアイテムでなければ溶接加工が「出来ない」のです。

また、はんだ留は、接合すると「はんだの色」と「焦げ」が発生するで、下地処理をして、メッキ加工で隠す必要があります。

この作業工程は、非常に手間が掛かる上、ジュエリー用のメッキシステムではメッキする事ができないので、「出来ません。」

の回答となるのです。そして、大変手間暇が掛かりノウハウが必要なので、普通のジュエリー職人では「出来ません。」なのです。

当ブランドでは、ジュエリーは当然のこと、アクセサリーのフルリフォームも通常業務として行うことが出来ます。

 

様々なアパレルブランドのサポートを行ない、様々な問題点を見てきました。

ジュエリー業界から見ると、殆どのアクセサリーは手抜きか未完成でしかありません。

素晴らしい完成度のアクセサリーは存在はしています。でも、そう言う商品は大変高額で当然失敗が無いのです。

 

一度、お客様へ納品したものが、短期間で戻ってくるのはとても大きな問題です。

 

この様な事態を発生させないためには、

 

 ・安い素材を使わない。

 ・加工の手を抜かない。

 ・耐久性の高い構造にする。

 

 

お客様にご迷惑を掛けない商品を創る。

一度、出荷したら帰ってこない。

 

お客様にも、私たちにも、良い商品を、研究し創り続けています。

 

 樹脂が付いていても、溶接しちゃう。