しばらくブログ更新をサボっていたので、もう4日も前になってしまいますが、先週末6/11~14、世界ラリー選手権第7戦アクロポリス・ラリーが開催されました。
WRCで一番過酷でハードなラリー、それがギリシャで行われるアクロポリス・ラリーです。
さて、そのアクロポリスの地で、ギリシャの神々が勝利の栄冠を授けた者の名は・・・
ミッコ・ヒルボネン!
ついに、ついにやったよミッコ!ミッコは出来る子だと信じて待っていました!
2009年ギリシャ:ミッコ・ヒルボネンが優勝(WRCオフィシャル)http://www.wrc-japan.jp/news_detail.php?news_id=104WRCアクロポリス、フォードのヒルボネンが今季初優勝(Car@nifty)http://carnifty.cocolog-nifty.com/wrc/2009/06/day3wrc7-940c.html今年のアクロポリスも、アクロポリスらしく、厳しいラリーとなりました。
Day1では特に波乱はなく、フォードの作戦とは異なりヒルボネンがトップタイム。Day2先頭スタートの不利を背負うことになりましたが、これは例によってラトバラがやっちゃってコースオフしたせいなのでしょうがありません。
奇しくもトップに立ったミッコ。このまま行けるのか?波乱が起こったのはDay2。
まずオープニングステージのSS7でローブが岩にヒット。
マシンが中を舞うような大きなアクシデントで、これで意外にも先頭グループでローブが真っ先に脱落、リタイアとなりました。
これで今戦はローブはノーポイントです。おいしいなぁ・・・不謹慎ですね、失礼。
ローブには珍しい、マシンが大破するほどのリタイア。いや、ローブはリタイア自体が珍しいですが・・・とりあえずローブとエレナは無事な模様。さらにSS9ではソルドがコースサイドの穴にマシンを引っ掛け、足回りを破損してリタイア、同じ箇所でヘニング・ソルベルグもやはりリタイアに追い込まれました。
ローブ・ソルドのシトロエン勢のリタイアで一気に2位に浮上してきたのが、Day1で4位につけていたペター・ソルベルグ。
サルディニアではオーバーヒート気味のマシンに苦しめられましたが、アクロポリスでは問題は解消している模様です。
優勝を目指し、ヒルボネンにアタックをかけ続け、SS10ではその差を21秒9にまで詰め寄りましたが、SS11でフロントサスペンションに不調をきたし、スローダウン。それでも何とか走り続けましたが、Day2終了後にリタイアを決めます。
ペターは今回も不利なマシンで果敢に攻め続けましたが・・・残念。トップグループが次々とリタイアしていき、Day3ではヒルボネンの独走状態となりました。
Day2終了段階では2位オジェとの差は1分40秒1。
Day3はクルージングへと切り替えます。
結局、最終的には1位ヒルボネン、2位オジェ、3位に一度は11位まで順位を落としていたラトバラという結果となりました。
シトロエンがローブ、ソルドとともにリタイアのなか、フォードは1・3位。
マルコム・ウィルソンのニヤニヤ顔が目に浮かびます(笑)。
最終的なリザルトは、以下の通り。
1位 M.ヒルボネン(F) 4:09'42.5
2位 S.オジェ(C) +1'12.9
3位 J.ラトバラ(F) +1'45.0
4位 F.ヴィラグラ(F) +3'48.3
5位 C.ローテンバッハ(C) +3'59.8
6位 K.アル-カッシーミ(F) +7'04.3
7位 M.オストベルグ(S) +12'24.9
8位 L.アサナスロス(Sk) +12'47.6
これでアルゼンチン終了時点で20ポイントも離されていた1位ローブと2位ヒルボネンの差が、ローブ55ポイント、ヒルボネン48ポイントの7ポイント差まで縮まってきました!
もう今年のドライバーズタイトルの行方にはまったく興味を無くしていたんですが、ここにきて俄然、面白くなってきましたね。
ローブといえば、今回初ポディウムで2位に入ったオジェはローブの後継者としてシトロエンが期待を寄せている人材です。
なかなか成績が残せていませんでしたが、今回の苦しいラリーで2位にたどり着けたことで、本人もこれからの展開に希望を見出しているでしょう。
今後の活躍も楽しみなオジェ。ローブほどの天才として開花できるか?なお、PWRCも併催され、こちらには新井敏弘が出ていました。
アタックよりも成果を重視した走りに徹し、4位をゲット。
何とか3位以内に入ってほしかったですねぇ。
PWRCの優勝はランブロス・アサナスロス。シュコダ・ファビアS2000を駆っての勝利です。
さて、次回WRC第8戦は2週間後、06/25~28に開催されるラリー・ポーランドになります。
ポーランドは高速グラベルのステージだとか。
全体的にはフィンランドに似ているそうなので、ヒルボネン、ラトバラの二人のフライング・フィンを擁するフォードにはアクロポリスに続き、結果を残してもらいたいですね。