二日酔いではないですが飲み疲れてぐったりのForlyです。
こんばんは。

先日は1周年のご報告の記事を投稿したところ、沢山のお祝いのコメントありがとうございました!>コメントくださった皆様
感激の涙で目の前が滲むところでした。
あぶないあぶない。


えー、アメブロで最初に書いた記事がフルメタ、って話をしましたが、それから1周年と言うことで、またアニメ化されたライトノベルの考察の記事を書きたいと思います。
興味の無い方はスルーよろしく。

それと、この前書きはこの後に続く文章を書き終わった後書いていますが、本当に長文です。あきれます。
Forlyの文章に付き合おうという気力のない方はこれ以上読み進めない方が吉です。

あ、あと当然のようにとらドラ!の内容に触れますので、ネタバレ困るって方は読まないように。
間違って目に触れないように、改行の代わりにながーい前振りが入ります。これから。
・・・というか、とらドラ!読んでないと何のことを言っているのかさっぱり分からない文章です。



ええっと、ラノベラノベって言ってますが、私はそんなにライトノベル、読まないんですよね。
何となく、最近のラノベは粗製濫造されている、ダメな先入観があって・・・
昔々、「ライトノベル」って言葉がまだない頃、私が中学生の頃の、今で言うラノベの創生期の頃は、それは狂ったように読んでたんですけれどね。
当時はロードス島戦記あたりに端を発した一台ファンタジーブームで、それに乗っかるようにファンタジー系の小説が沢山出てました。
そのファンタジー系で特に人気があったのが、後にアニメ化もされた「スレイヤーズ!」です。
誰でも入り込んでいける気軽な文体に、ワクワクするリナ・インバースの活躍。
読んでいる人を虜にする魅力がありました。

んで、その「中学生あたりが気軽に読める世界設定・文体」ってのがファンタジー系だけにとどまらず、SF、学園物、と瞬く間に普及して、角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫あたりがいろーんな作品を世に送り出しました。
私もそれらの文庫、またその文庫の作品が連載されている富士見書房ドラゴンマガジン、角川書店ザ・スニーカーをじゃんじゃん読みました。
中高生時代はいろんな物を読みましたが、一番好きだったのは、ザンヤルマの剣士シリーズかな。


んー、でも大学生になると、あまり読まなくなりました。
この時期は、アニメでも小説でも、どうにも何を見ても物足りなく感じていて、それが「どれも一緒で、つまんないじゃん」という先入観に繋がり、次第に離れていったんですね。。。


で、10年ぐらいそういう世界から隔絶していた私を、頭ひっつかんでガコッと引き戻してくれた作品があります。
それが、「涼宮ハルヒの憂鬱」でした。
前にも書いたのでハルヒに関する記載は割愛させていただきますが、ああ、ラノベってこうだよな、実にスニーカーらしい!と感動させて貰いました。
大げさに言えば、私を10代の頃に引き戻してくれたのです。

続いて、涼宮ハルヒの憂鬱のアニメ化を手がけた会社、京都アニメーションが手がけた作品として、「フルメタル・パニック」に興味を抱き、これまたアニメとともに原作小説の世界の、キャラクターの描き方、如何に作品を魅力的にするかという手腕に虜にされました。


こんな感じで、昨今のライトノベルを読む機会が増えていったのです。



前述の通り、ラノベに対しては「粗製濫造」ってイメージがあったので、どうしても私の読む作品は、

・アニメ化して話題になる
 ↓
・その話題の中から、評価の高い作品を知る
 ↓
・その作品のアニメを見る
 ↓
・これは面白い、と思い原作に手を出す


という流れを取った上で小説自体を手に取ることが多くなってしまいます。
それと同時に、アニメ化されたラノベ、ラノベのアニメ化については私の中で「涼宮ハルヒの憂鬱」が一つのベンチマークとなっていて、ハルヒと比べてどうか?という見方をすぐにしてしまいます。
良くないですね。



えー、前置きが長くなりましたが、そんな私がフルメタ以来久しぶりに全巻読破しているシリーズが最近出来ましたので、それについて記事にしようと思いました。

とらドラ!です。


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とらドラ自体は、前にも記事にしましたが、別にアニメの風評から入ったわけではなく、深夜テレビをつけていたらたまたまやっていた、っていうのが出会いのきっかけです。

そのとき見たのは5話、川島亜美登場編で、その王道学園ラブコメっぷりに赤面しつつ、こういうのもたまにはいいかな?と思って情報を集めるところから入りました。

まあ、最初は・・・ちょっとこれに対しても先入観を持ってました。
ほら、最近「○○○○」みたいな、かな4文字のタイトルの漫画やラノベ、アニメってめちゃくちゃ多いじゃないですか。
らき☆すた、ぱにぽに、かんなぎ、みなみけ・・・

まあ、そういうはやりに乗っかったお手軽な何かの一つだろう、ぐらいに思ってたんですね。


アニメを1話から見てみても、最初はやっぱりそういう印象でした。

高校生の、今ひとつぱっとしない男の子の隣の家に、ある日突然女の子が現れて、ふとしたきっかけで出会って、それはあまり感じのいい出会いでは無いんだけれど、次第に打ち解けて・・・みたいな。

手垢のついた使い古された導入部、ありがちなボーイ・ミーツ・ガール物、そう感じました。正直ね。


ところが、ありがちな学園ラブコメの序盤は、あえて演出された物だと、中盤以降に差し掛かると分かってきます。分かってしまいます。
作品の後半部分は、お互いの想いが、お互いを想っているが故にうまくいかない、非常に辛く、切ない、登場人物の誰もが、一生懸命頑張っている、頑張っているが故に強い痛みを味わうことになる、そんな展開へと変わっていくのです。
前半の、楽しい、楽しいだけだった生活。でも、人と人が真剣に交わっていくこと、それは「お約束なラブコメ展開」では済まないんだよ、ということを痛切に感じさせられることになる・・・


・・・この感じ、以前どこかで味わった。

ああ、そうだ、「ひぐらしのなく頃に」だ。

前半はロリロリでキャピキャピな女の子達に囲まれて、ギャルゲー状態の主人公が楽しく過ごす学園生活。
それが、ある日を境に、急転直下で崩れていき、その前半部分の「かわいさ」の演出とのギャップが、後半部分の恐怖をより引き立てるという・・・


そんなことを、感じました。



竜児は、実乃梨を想い、大河のことも想う。
実乃梨も、大河のことを想い、竜児のことを想う。
そいて大河も、実乃梨のことを想い、竜児のことを想う。


これは、三角関係なのだろうが、誰も誰とも対立していない。
それぞれが、それぞれのことを大事に想っている。

だからこそ、皆、悩み、傷つく。苦しむ。
大事だから、笑顔を作ってみても、内心は、葛藤に溢れる。


そんな、切ない、物語。


そして、竜児も、大河も、実乃梨も、恋愛だけ考えて生きてはいけない。
それぞれの生活、それぞれの将来。
好むと好まざるとに関わらず、自分は、未来に向けて歩んでいかなければならない。

そのとき、彼らは何を思い、どう行動に出るか?あるいは出られないか?


以下、Wikipediaからの引用。

───本作について、著者は「高校生というまだ「成りきらない」部分をちゃんと残そうと思っています」と述べている。

とのこと。

本当に、上手く描けてます。
それが竹宮ゆゆこの意図なら、的確に、その通りに、私の胸を貫いていきました。

成りきらない、人間としての、弱さ、葛藤、苦しみ、そしてひたむきさ、真剣さ。
自分が「これが良いこと」と思っていることをそのまま行うだけではどうにもならない、現実。

大げさに言えば、人間が人間として生きていく上での「ままならさ」。

そういった物が、とらドラ!のストーリーには詰め込まれています。


クリスマス、修学旅行、バレンタインと物語の時間が進んでいく流れの中で、アニメでは何度一時停止したか、小説では何度ページをめくる手を止めたか分かりません。
切なくて、苦しすぎるから。


とらドラ!は原作小説は次巻、10巻で終わり、アニメも3月いっぱいで終わります。
原作最新巻、9巻のラストは、波乱含みどころか、どういう結末に落ち着くのか全く分からないまま、読者に不安を与えたまま終わっています。

最終巻は、本当に楽しみです。

どれくらい楽しみかというと、これでハッピーエンドにならなければ作者を呪い殺してしまうかも知れないという、そんな楽しさ。

作者は、それぐらい、キャラクターに感情移入させることに成功してます。

竜児にも、大河にも、実乃梨にも、そして亜美にも、北村だって。
みんな最後には幸せになって欲しい。
彼らの心の底からの笑顔を見たい。

今の、心境です。
ほんと、竹宮先生、頼みますよ・・・





・・・と、一通り作品へのごちゃごちゃな思いを自動書記で書き殴ったところで、アニメと原作の比較などを考えてみます。


アニメ、本当に大河も実乃梨も亜美も可愛く描けていて、竜児や北村も魅力的なキャラクターで、かつ作画の質も安定してて、さすが今ノリにノっているJ.C.STAFFだ、と思います。

でも、でも、やっぱり原作を読んでしまうと、ちょっと物足りないです。

物足りなく感じる原因の一つに、これは、現在21話まで放送されているアニメ全体にわたって言えることなんですが、展開が早すぎます。
竜児何でそんなに簡単に大河受け入れちゃうの?おかしくない?みたいな。

原作では竜児の人の良さがちゃんと細かく描かれていますが、アニメではどうしても演出が不足気味。
これは、竜児だけでなく、大河の心情、実乃梨の心情、についても同様です。
もともと原作が小説の文庫10巻分の内容を、アニメ2クールに納めてしまおうというのですから、しょうがないと言えばしょうがないですが・・・この作品、4クールだと間延びするので3クールぐらいで番外編も入れつつ、やって欲しかったな。そんな中途半端な番組編成を望むのは無理な話でしょうが。


典型的なのが、クリスマスのシーンでしょう。

大河が、サンタとして家にやってきた竜児を実乃梨の元へ送り出して、そこで自分が竜児のことを如何に必要としていたか、に気がつき、竜児を追い泣き崩れ、そして、一人で生きていかなければと決意し、立ち上がるシーン。

この1シーンに、小説では9ページ強を裂いています。


大河が自分の頬を伝わる涙に気がつき、なぜ泣いているのかを考え出し、考え出すと止まらなくなって、それまでどんなときを振り返っても、いつも、そこには竜児の存在があったことを思い出していく。
あのときも、あのときも、、、と文章は延々と綴られる。
大河の溢れる思いをそのまま描き出すように。
思考をたどっていくと、北村に恋を出来ていたことだって、竜児のおかげだと気がつく。
そこまで考えて、自分が竜児のことが好きだという、結論に行き着く。

その竜児のそばにいられなくなってしまうことを「いやだ!」と、大河は走り出すのです。


そして、泣いても、叫んでも、走っても、竜児に届かない、その時大河は考えます。
「強くなりたい」と。

最終的に思考の結論がそこにたどり着き、その決心をし、大河は立ち上がり、それ以上竜児を追うことなく家にもどります。


ここまでの描写が、アニメではほとんどカットされています。

竜児を送り出したあと、泣いている自分に気がつき、竜児がそばにいるのが私じゃ無くなるのが、いや、なんだと涙を流し、突然ダッシュ、玄関先で竜児!竜児!と泣き叫んだ後、気が済んだみたいに泣き止み、部屋に戻るだけです。

このシーンは大好きで、今でもアニメのこのシーンを見るだけでボロボロ泣けるんですが、神回だと思うんですが、でも、やっぱり、ここは大河が竜児への想いを自覚する作品として重要なターニングポイントだけに全部描いて欲しかった。

特に、原作中盤の山場として一番好きな、重たい部分、と私が思っている、


「竜児がいなければ、恋も出来ない」


大河がそう自覚するそのシーン、ここ、ここだけはどうしても入れて欲しかった。

あと、大河が立ち上がったのは、泣き叫ぶのに気が済んだわけではなく、竜児に頼らない強い人間になる、という決意の表れであったことも。

原作読んでない人はこのためだけにも原作読む価値があります。
アニメのあのシーンが何倍も泣けます。



などなど、まあ、今代表的な一例を挙げたわけですが、こういう、原作として重要な描写が多少、省かれている傾向にあります。

このクソ長い分の冒頭で、「ラノベのアニメ化のベンチマークは涼宮ハルヒの憂鬱」と書いていますが、例えばハルヒではアニメを見た後小説を見てもこのような「惜しい」感は感じませんでした。
やっぱりハルヒは原作の大事な部分を少しも損なうことなく、それでいてアニメーションの表現の楽しさ、面白さを加味した「傑作」なのだなぁ、と、まあ、こんなことからも思ったりするわけです。


でもまあ、よくよく考えてみればそのような比較評価になるのはあたりまえで、小説文庫1巻分を30分アニメで6話かけて描けて、なおかつ小説としてのト書きのほとんどをキョンの内心の独白としてそのまま台詞にできる涼宮ハルヒの憂鬱という作品と、そういうスタイルではなく且つ小説10巻分を2クールで描き切らなくてはいけないとらドラ!を比べるのは、J.C.STAFFに対して酷かも知れませんね。


とはいえ、「つまらない」ではなく「惜しい!」と思うのはそれだけアニメが面白いからであり、私も今のところ全話動画を持っているにもかかわらず、スタッフに敬意を表してDVDを購入しました。
先に書いたとおり、アニメも残り数話ですが、結末が本当に楽しみです。
2月末時点までは原作に忠実に展開しているので、結末もまだ未発売の原作と同じラストになるのかな?
原作共々、完結が楽しみです。
ああ、是非ブルーレイBOXで出して欲しい・・・DVD買い終わった後でも買うから。



さて、ここまで読んでくれている人は皆無でしょうが、とらドラ!って作品には私的には相当面白いよ、という話でした。
今はどんな辛いことがあっても、とりあえずとらドラ!の結末を見るまでは死ねないかな、と思っています。大げさですが。
10月の深夜、ふと出張先の宿でテレビをつけたらやっていたから、というのがこの作品との出会いでしたが、出会えて、本当に良かった。


今日は6時から飲み会だったんですが、今は6時20分。私は京急線の車内。
そうです。寝坊した!

寝坊したというか、寝ているつもりはなかったんだけれど、どうやら寝ていたようです。
なぜなら友人から5時40分ぐらいにかかってきた「店予約するけれど、いまどこ?」という電話で目が覚めたから。
目が覚めた、ということは
寝てたんだろうなぁ・・・

慌てて「あ、あ、今家出るとこ、ゴメン!ろ、6時半ぐらいにはつくかな?えへッ!」と言いつつ、ダッシュで着替えて飛び出ました。

あ、でももう6時半にはつかないなぁ・・・また電話しなきゃ。

何やってるんだろうな俺・・・って記事でした。

いじょー。


今日でアメーバでブログを始めてちょうど1年になります。

1年間続けてこられたのも、それまでやっていたはてなダイアリーの時と比べ格段に更新頻度が上がったのも、見に来ていただいている皆様のおかげです。
ありがとうございます。
今後も気軽にコメント残していってくださいね。


1年前の記事は、フルメタル・パニックシリーズ最新作「せまるニック・オブ・タイム」についての感想でした。
相変わらずラノベ関連の記事は読者様の食いつきが悪いですが、今後も続けていく予定ですので、よろしく。

だいたいウチのブログは、

・愚痴なんかの多い雑文
・アニメや本の感想・考察
・スポーツの結果紹介、分析
・ライブ等の音楽の感想
・PC、ガジェットの記事
・写真
・たまにゲーム
・いただいた時はバトン

などの要素によって構成されています。
この1年間は、特にアニメ・コミックの銀魂関連でいろいろコミュできたのが楽しかったです。
今後もたぶん傾向は変わりません。
でも、もっともっといろんなことに興味、関心を持って記事にして行けたら、と思っております。


これからも出来る限り更新は続けていきたいと考えておりますので、おなじみの方も、たまたまググったら目についた、と言う方も、どうぞごひいきに願います。

でわでわ。