　「月の沙漠」

　作詞加藤まさを
　作曲佐々木すぐる

　
　月の沙漠をはるばると

　旅の駱駝が行きました

　金と銀との鞍置いて

　二つならんで行きました
　

　金の鞍には銀の甕

　銀の鞍には金の甕

　二つの甕はそれぞれに

　紐で結んでありました
　

　先の鞍には王子さま

　後の鞍にはお姫さま

　乗った二人はおそろいの

　白い上着を着てました
　

　広い沙漠をひとすじに

　二人はどこへ行くのでしょう

　朧にけぶる月の夜を

　対の駱駝はとぼとぼと
　　

　砂丘を越えて行きました

　黙って越えて行きました

　

　遠い昔、

　私が幼い頃に覚えた童謡です

　今でも、とても好きな歌。

　画家で詩人の加藤まさを氏が、

　学生時代に結核を患い

　療養の為に滞在していた

　千葉の御宿の海岸が

　モチーフになってるそうです。

　
　

　王子さまとお姫さま …

　護りの付き人も居ないまま

　何故二人だけで

　旅を続けていたのでしょう…？

　何処へ向かっていたのかな…？

　この歌を口ずさむ度に

　そんな疑問を抱えています。

　以前、某教育番組でUAさんが

　唄われていた｢月の沙漠｣です。

　月の沙漠-ううあ(UA)

　…素敵。

　千葉県夷隅郡御宿町には

　｢月の沙漠記念館｣があり、

　ラクダで旅をする二人の像が

　建っています。

　(画像を引用させて頂きました)

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