買いました!
文庫最新版 誉田哲也作 姫川玲子シリーズ 「インデックス」
レタバレOK派なので大体の情報は入ってきていたのですが、やっぱり全文読むのとでは大違い!
ちょっと興奮気味です。(これが躁なのか?)
まだまだ長編を読むのは疲れてしまうのですが、(だから前作ブルーマーダー読み込めてない。)これは短編なのでサクサク読めました。
少しは良くなってきているのかな?
今年の夏は課題図書としてだいぶたくさんの小説を目標としているのですが、それらがまだ全然終わってない中こちらを先に読んでしまいました(笑)
だって好きなんだもん!姫川玲子。
では感想~ネタバレ満載です。
個々のお話の前に先ずは、
キクターーーーー!
バカ、アホ等々いろんな言葉が浮かんできます。
へたれの癖に。
ずっとウジウジしてたくせに。
結婚したくせに。
結婚したとたん強気になっちゃって。
なーにが、守りますから。だよ。
なーにが、寂しかったでしょ。だよ。
でもうれしいよ!菊田!
玲子のそばに居てやってよ。菊田。
仕事として、同じ警察官として、同じ警部補として玲子の支えになってやってよ。菊田。
最強コンビなんでしょ。菊田。
玲子の過去知ったんでしょ。菊田。
奥さん愛してる優しい男なんでしょ。菊田。
次次作では結婚三年目なんでしょ。菊田~。
玲子に裏切られたと思って勝手に結婚しちゃったんでしょ。菊田~。
号令かけてあげなきゃなんでしょ。菊田。
どんだけ菊田好きなんだよ。という話ですが、玲子あっての菊田ですから。
玲子には幸せになってほしいなぁ。
いや、でも、そうしたらこのシリーズ終わっちゃう!
玲子~幸せにはなれない運命なのか!?
さて、本題
~アンダーカヴァー~
これ短編ドラマ化されたやつですね。
どうしても竹内結子で再生されます。
エセ関西弁の玲子。
井岡を彷彿とさせます(笑)
インビジブルレイン後池袋署に移動となり本庁とは違い様々な事件に取り組むようになった玲子。
とある自殺事案の処理にあたります。
その中で取り込み詐欺にあっていた可能性があることに気付く玲子。
それを追ううちに本庁捜査二課の刑事とぶつかります。
しかし、やっぱり引かない玲子。
そして捜査二課の連中を尾行で出し抜きます。
その恩で様々な情報を捜査二課から手に入れる玲子。
玲子はこれは殺人だと思い捜査を続ける。
そして犯人にたどり着く。
取り調べも玲子が行えるようになぜかなる(笑)
途中、捜査二課の主任からお前の専門はコロシだろう。と言われた玲子が
「いいえ、これはコロシです。」
「取込詐欺という凶器を使ったコロシです。」
と言い切るシーンがあるのですが、これはほかの事柄にもつながるのではないかと思います。
いじめなんかその最たる例だと私は思います。
いじめという凶器を使った殺人。心の殺人。時には身体ごと奪ってしまう殺人行為。
いじめを受けた人が学校に行けなくなり、その結果その後の進学に影響を及ぼしその結果その後の社会生活が不利益なものとなる。
それを誰が保証してくれるのでしょう。
そんなことを思ってしまします。
いじめとはその人の人生をそこまで狂わせるものなのだと知ってほしいです。
話がそれてしまいました。
玲子は言います。
道徳の時間じゃない、社会の時間だと。
そして
「社会と共に生きることをやめない社会の側で生きるのをやめない。~~~人間という生き物は、社会の中でしか生きられないのよ。」
と、そして留置場のお弁当はお百姓さんが作ったお米で~~~などと話します。
人は一人じゃ生きられないと。
しかし最後に捜査二課の土井主任に突っ込まれます。
お前、留置所係やったことないだろう。と、今は留置場の昼食はパン食だ。と
あれ、そうでしたっけ。
そう締めくくられます。
必死になって社会の重要性を訴える玲子は以前の、「右では殴らない」に繋がるところがありますね~
その時は女子高生追い詰めるだけ追い詰めて最後には取調室の壁へこませるんですけど(笑)
そして右で殴ったことを後悔します。
「左にすればよかった」
ちょっとそんな抜けてるとこというか必死になりすぎて周りが見えなくなってしまう所が好きです。
~女の敵~
「ストロベリーナイト」事件で殉職した玲子の部下、一番弟子と名乗り慕っていた男の墓参りに以前の上司、以前の部下とともに行くとことから話は始まります。
回想シーンが主になるこの作品
玲子が大塚と出会った時からさかのぼります。
ある男が不審死したという事件。
それは姫川班最初の事件。
27歳で警部補。本庁の主任。異例の出世。しかも女。
石倉とも菊田とも当然打ち解けていない状態。菊田なんてもとの寡黙さが手伝ってろくに話もしない。(のちに惚れちゃうんだからね~)
でも、捜査会議で菊田はその優しさを発揮します。
玲子が号令をかけるはずの捜査会議、でも声が通らない。
か細い声しか出ない。頑張ったら声が裏返った。
そんな羞恥の中、菊田はそのよく通る声で代わって号令をかけます。
クスクスと笑っている連中に対して号令がかかっているだろうと・・・
そんなのちに恒例となる姫川班の定番シーンが生まれた瞬間を描いています。
最初、女の敵は女という簡単なとらえ方をしていたのですが、そうではありませんでした。
男の不審死の原因は「MDMA」一時期問題になった合成麻薬です。
その死亡推定時刻に起きた交通事故、それらからある女性が浮かぶ。
その女性は女を嫌っていた。
そこで玲子は大塚に彼女の聴取を任せることにした地道にコツコツ彼女の心に寄り添う大塚。
そんな捜査の中で被疑者の女が言います。
ただ傷付けたかったのよ。と・・・
彼女に嫉妬していた被疑者。
「MDMA」を飲ませ死亡した男性と無理やり性交渉をさせられた。
彼女にとって女は敵だった。
そこで「女の敵」
玲子にとってはレイプだけは許せない。
その彼女は大塚の葬儀に来ていたという。
その後彼女と付き合いがあったか定かではない。
でも彼女は大塚に確実に救われた。
大塚はそんな刑事だった。としんみりする三人。
今泉だけはその事実を知っていたのではないかと思う玲子であった。
亡き大塚の人柄が偲ばれる良いエピソードですね。
事件は悲しいけれど大塚の所轄時代がわかるという意味で、姫川班の始まりの事件として読み応えのある作品でした。
~彼女のいたカフェ~
これはまたサクサク読める短編です。
大きな事件も起こりません。
玲子が大学時代通っていたカフェの店員の目線から描いた玲子のお話。
凛とした背中で難しい法律関連の本を3~4時間ぶっとうしで読み続ける玲子。
時に居眠りをして恥ずかしそうにしている玲子。
やっぱりちょっと抜けてて可愛いです。
(菊田はそんなとこに惚れたのかな~)
ドラマ版の玲子より人間らしいんですよね。ドラマ版のよりドライな玲子もかっこよかったけどね。
その彼女は池袋署に異動になった玲子と再会する。
玲子も彼女を覚えてる。
そんなお話。
大学時代から昇任試験の勉強をしていた玲子。
どこまでがんばり屋さんなんだ。
でも、佐田巡査(殉職により二階級特進で警部補になる)と同じ年齢までに同じ警部補になるという意思の強さが玲子らしい。
~インデックス~
前作「ブルーマダー」後のお話。
つまりは、菊田の真実を知ってしまって菊田とのことをふっきた玲子という状態。
切ないよ~
菊田のばかーーーー!と叫んだ後のお話。
ブルーマーダーの事後処理を行う中で玲子は池袋署署長から呼ばれます。
内々に辞令が出ているというお話で・・・
話はなんと
「本部 刑事部捜査一課」
玲子が待ち望んだポジション。
しかし問題が、本部主任と池袋署の泊まりを兼任しろという話
「懲罰人事?」
そこへかつての上司今は一つ昇進した今泉から電話が入る。
そこで玲子は言われるのだ。
「俺にできる根回しはすべてした。あとは、お前が這い上がってくるだけだ。」
この言葉にはしびれました。
これまでも今泉は上司にしたい男であり、玲子を評価し暴走しがちな玲子を諫め時に後押しする頼もしい上司でしたが、この言葉はカッコいい!
後に解説を読んだのですが、解説者も同じこと思ったみたいですね。
そんな中やはりというか何故か現れた奴「い・お・か」
そしてなぜかまた井岡と組む玲子。
井岡は何なんだ?
いつも菊田を嫉妬の渦に巻き込んでた奴。
まぁ、奴のおかげで菊田は玲子とたった一度のキスが出来たわけですが…今となっては切ない思い出…
しかしどこまでついてくるんだ?
ストーカーの域を超えて人事の弱みでも握って玲子の側にいるのでは?
そんな疑問が浮かんでくる謎の人物です。
そしてふざけた態度とは裏腹に時たま起こすファインプレー。
才能なのか、能力なのか、はたまた運なのか、天然なのか、よくわからん。
ブルーマーダーの事後処理にあたるのですがその中であるやくざの組長が行方不明になっている。ブルーマーダーの被害者ではという疑念の中で捜査は続きます。
結果、その組長は自殺でした。
しかし自殺という事実を隠したい妻と側近がブルーマーダーによって始末されたと言っていたというお話。
責任感が強すぎるがためにうつ病になり自殺に追い込まれてしまう。悲しい話です。やくざとはいえ自分の役割を全うとしようとし過ぎた結果なんですね。
でもこのお話での一番の核は玲子が本部刑事部捜査一課に戻れるという事実ですかね。
私にとっては。
~お裾分け~
事件自体は難しかったですね。
土地の権利とかなんとか。
ここで玲子がなぜ本部に戻れるのかが明らかになりますね。
そして、玲子が警部試験に落ちたことも。
やっぱりまだ上にいきたいんですね。
でも現場で突っ走っていてこそ玲子。警部補のままのほうがいいのかも。
それは全て元警視庁刑事部捜査一課長の和田さんの根回しであった。
今泉はその指示に従っただけだった。
和田は、玲子を守れなかったことを悔やんでいた。
「姫川。お前は・・・本当に愛されていたんだぞ」
玲子はその場で崩れたい、土下座しして謝りたくなる。
和田はあの事件で玲子を守れなかったことを悔やんでいた。
新生姫川班はオバちゃんとやさぐれと、目つきの悪い若造だった。
若造は最終的に手柄を玲子から譲られる形になる。
なぜかと問われて玲子は
挨拶代わりのお裾分けよ。
と答えるのだった。
和田さんの人柄がもう・・・
泣きたくなる。玲子じゃないけど、泣きたくなる。
玲子は確かに愛されていた。
そんなことがわかるエピソード。
頑張ればきっと誰かが見ていてくれる。
そう信じたい。
~落としの玲子~
これは笑えて気軽に読める短編。
事件も起こりません。
まぁ、ある人にとっては事件か(笑)
ドラマになったストロベリーミッドナイトみたいなノリ?
居酒屋で今泉管理官、山内係長、玲子で姫川班の今後の人事について話し合う。
以前の仲間を取り戻したい。
言いたいことは山ほどある。石倉は本部鑑識に配属されたばかりで難しい。
では菊田は?葉山は?湯田は?
そんな話の中で今泉は思い出したように言い出す。
お前相変わらず取り調べ下手だなと。
玲子もその自覚はあるようで。
しかし、その今泉も取り調べは苦手だったようで・・・
玲子は取り調べの極意をご教示願いますと申し出ます。
今泉はある人物の名前を出します
魚住久江。
誉田哲也の他のシリーズの主人公です。
とある理由から本部復帰を拒んでいる変わり者。
いわば玲子とは正反対。
その彼女の取り調べは女性捜査官として勉強になるのでは?というのですが、
名前だけで面識はない。とけんもほろろ・・・
夫婦を引き合いに取り調べについて話し出す今泉。
浮気をしてしまった亭主。それが女房にばれた。でも浮気はあくまでも浮気。心は女房にある。
そうしたときどうすればいいか。
などなど・・・
ホシに惚れこめ。ホシに惚れてもらえ。
そしてこの相手には嘘がつけないと思わせろ。
というのだが・・・
その浮気の話は今泉の実体験なのでは?と疑い始める玲子。
とある写真を取り出して・・・
そこから玲子の反撃が始まります。
今泉が落とした一枚の写真を取り出して今泉を追い詰める追い詰める。
やれ今泉に似ている。
やれだらしない顔をしている。
やれ無理にキスを迫ったのでは?
やれ手が胸に当たってる。
などと・・・
全く身に覚えがないと言い切る今泉。
では、触ったこともこともない?
この勝負、もらったー。
記憶にない触ったこともなければ指紋もついてないはずと迫る玲子。
そこまでするか・・・
ほんと追い詰める側に回るととことん容赦ない。
そんな玲子である。
だから取り調べが下手なのか?
私はそう思ったのですが(笑)
そこである人物が登場します。
十一係の候補という男。
まさかというかやっぱりというか・・・
「い・お・か」
それだけは絶対に嫌です。
と思う玲子であった。
いつも玲子の頼もしい味方である今泉の過去。
必死になる今泉。
ちょっとかわいいかも(笑)
~夢の中・闇の色~
冒頭やはり今泉と人事について話す玲子。
以前の姫川班を取り戻したいと必死です。
菊田は警部補につまり玲子と同格に、葉山は巡査部長になっている。
本部に戻る資格はある。そう思うが今泉は切れがない。
この二つの短編は繋がってます。
事件はとある通り魔と思われる殺傷事件。
しかも所轄から出せる人員は一人だけ。
事実上姫川班のみの捜査。
玲子はこれはただの通り魔ではないのではないかと思いながら捜査を始める。
事件自体はやりきれないです。
切ないです。
悪いのは犯人です。
人を殺してしまったのですから。
どんな理由があろうとも。
犯人は重傷を負った女性の息子です。
その息子は捨てられて新たな戸籍を作られて別人として生きてきました。
そしてその母親にはもう一人子供がいました。
出生届すら出されていない。
戸籍すらない男の子。
以前住んでいた廃墟の様なアパートで白骨化した遺体となって発見されます。
その弟を可愛がっていた犯人。
少ない食料を分け合って、小さな身体を寄せ合って生きていた小さな兄弟。
そんなある日、弟は死んでしまいます。
母親は犯人を責めます。
お前が面倒を見ないからいけない。お前が殺したんだ。と
残酷な現実。
犯人は自分が殺したんじゃない。殺したのは母親だと思い母親を探し出します。
しかし、母親は息子のこともわからない。
犯人は強行に及んでしまう。
そしてなんの関係もない人を殺し、けがを負わしてしまう。
初めの聴取で玲子は犯人の本当の名前を呼びます。
そして犯人は聴取の後言うのです。
僕の本当の名前を呼んでくれてありがとう。
弟を見つけてくれてありがとう。
玲子は自分はお礼を言われる人間ではないと思うのです。
このシーン。私も心に迫るものがありました。泣きそうなでも泣けない。切ない気持ちになりました。
犯人はただ弟が亡くなったのはお前のせいじゃないと母親に言ってほしかっただけなのかもしれない。
玲子だけじゃなくてもやりきれない思いを抱く作品ですね。
ネグレクト、戸籍のない子供たち。
現代の闇を映し出す深い作品となっている気がします。
玲子は何とも言えない気持ちもまま調書を書くのです。
そこで
会議室にある大きな影が現れる。
それを見ただけで玲子の全身の細胞は沸き立った。
きっとそれは玲子にとって見間違うはずのない影だったのだと思います。
よく知っている、満面の、でも、ちょっとだけ寂しげな、笑みー。
「主任、ただいま」
玲子は何も聞いてない。
管理官も何も言ってない。
菊田だって電話の一つも寄越さない。
ばかバカ馬鹿・・・
「菊田和男、警部補、本日より、刑事部捜査一課、殺人捜査十一係勤務を命じられました。よろしくお願いいたします」
十五度の敬礼。この挙動を、こんなにも愛おしく思ったことが、いまだかつてあっただろうか。
差し出された右手。握るだけで、吸い込まれそうになる。逞しくて、力強くて、優しくて、温かい。
「主任・・・寂しかったでしょ」
「でも、もう大丈夫ですから」
「主任は、俺が、守りますから」
自分が主任となった今も玲子を主任と呼ぶ菊田。
姫川主任のいるところは姫川班だと言い切る菊田。
菊田はポケットからあるハンカチを取り出す。
玲子が5~6年前の菊田の誕生日にあげたうちの一枚だった。
でも玲子は受け取らない。
泣いてもいないし、泣きそうにもなっていないから。
菊田は相変わらず不器用ながらも優しい。
でも昔のノリでは上手くないらしい。
いいパパになりそうと言っても微妙な反応。
飲みに行こうと言っても微妙な反応。
妻帯者の菊田ってなんかちょっとめんどくさい。
と思う玲子さんだった。
まぁ、姫川班集結第一号は菊田ってのは驚かないよねー
ネタバレを読んでたからではなく、だって菊田あっての姫川玲子シリーズだもんね。
第一号が葉山だったらそのほうが驚きだわー
しかし菊田ーお前ホントめんどくさいよ。
ずっとうじうじしてたくせに。
結婚した途端強気になっちゃてさー
しかも姫川班が解散してから一年で結婚して、しかも玲子とは正反対の十歳も年下の子と結婚して。
ずっと玲子には思いを打ち明けられなかったくせにね。
警部補そして同格になったからかな。
以前は部下として巡査部長として遠慮してた?
菊田と玲子はずっと平行線なんだろうなー
同じところを走っているけど、交わることはない。
菊田に限って、玲子に限って不倫はあり得ない。
だからこの先この二人が結ばれることはありえない。
でも切ないなー
やっぱり玲子には幸せになってほしい。
でもそうしたらこのシリーズ終わっちゃう。
菊田を殉職させてさらに玲子を追い込みかねない作者だけど、やっぱり菊田がいないと作品が面白くなくなる。
しっかし、ブルーマーダーで玲子から「好きな人」と言われて何とも思わなかったのかね。
ずっと執着してた想ってた相手から好きな人と言われて何も思わなかったのかしら。
玲子からもらったハンカチを使い続けてたくせにね。
玲子だって菊田の敬礼を愛おしいと思ってしまうのにね。
病室でふっきた玲子と同様大人として割り切ったのかな。
そりゃ愛する若奥様がいるんだもんね。
当たり前か・・・
菊田が病室で流した涙は玲子の想いを吹っ切るための涙だったのかな。なんて思ったりします。
でも約束通り何も差し置いて「一番に」駆けつけてくれたもんね。
せめて仕事上では最高のパートナーでいてほしいな。
切なーい。
もう一緒に簡単に飲みに行くことも、愚痴を聞いてもらうことも、帰りに送ってもらうこともない。
でも池袋署ではもっと一人で戦ってたのか。。。
今は、今泉が管理官で、石倉が本部現場鑑識にいて・・・菊田が同じ十一係にいる。
それだけで玲子は幸せなのかもしれない。
やっぱり玲子は愛されている。
敵ばかりだけれども、でもわかってくれる人もいる。
後ろを任せられる菊田が戻ってきた。
玲子は前からくる敵を蹴散らして前を向いて生きていくんだろうな。
玲子は孤高の人だと思う。
孤独でつらい人生を生きていく人だと思う。
でも凛と背筋を伸ばして前だけ向いて歩いていくんだね。
菊田はよくも悪くも「普通の人」過ぎた。
玲子を支えるのは無理だったのかもしれない。
だって玲子は安らぎを求めてない。なんて思う男だよーひどー
切ないな。
玲子と菊田の想いは確かに重なっていたのに。
インビジブルレインで玲子はほかの男に走り、その結果姫川班は解散に追い込まれ、菊田は別の女性を伴侶として選んだ。しかも玲子とは正反対の。
玲子も菊田もあと一歩踏み出す勇気が持てなかった。
それは玲子の過去であり、菊田にとっては階級の差であったのかもしれない。
小説宝石で連載されていた最新作では菊田夫妻は結婚三年目。
いずれ子供もできるでしょう。
玲子との距離は離れていくばかり。
この先の作品では玲子の理解者が殉職してしまうという話も聞いています。
玲子はどこまで十字架を背負えばいいのでしょうか。
菊田と玲子はお互いを必要としあってる。
菊田は奥さんと違う次元で玲子を愛し続けるんだと思いたい。
玲子はそれをわかりつつそれを力に今まで以上に突っ走ってもらいたい。
今度こそ姫川班を守ってもらいたい。
でも、玲子のことを守ってくれる誰かもいてほしい。
ありのままの玲子を・・・
既婚者となった菊田が奥さんと別れることはない。菊田ってそういう男だもん。よくも悪くも優しくて、優柔不断。
でもだからこそ「俺が守りますから」なんて軽々しく思わせ振りなこと言わないでほしいなぁ。
あっ、優柔不断だからそんなこと言えちゃうのか。
奥さんとはうまくいってるみたいだし、菊田は幸せな結婚をしたんだと思うよ。
でも、玲子のことは誰が支えるんだろう。
今まで菊田が果たしていた役割は誰が果たすのだろう。
誰もいなくなっちゃうのかな?
あー切ない。
二次元小説でも読むか、せめてその中で菊田と幸せになる玲子を見るか。
でもそれも空しいかな。。。
うん。
いつまで経っても終わりがなさそうなのでこの辺で。
ちなみにこのブログ、一度全部書き終えたのを甥っ子に全て消されて最初から書き直しました(涙)
次作の文庫化楽しみにしています。
やっぱりこのシリーズ好きなので。
さて、ストロベリーナイトから読み直すかな。
一部、誉田哲也作 インデックスより引用いたしました。
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