先月23日に90円ミドルから上昇し4月2日の94円70銭付近をピークに下落したドル円は、76.4%戻しにあたる91円ミドルで折り返しました。
円買い材料の波が襲った割には92円ミドルでよく止まったという印象です。
これで一旦調整は終わったとみて良いかもしれません。

93円ミドルからは実需などが売り上がりのオーダーを出していると思われますが、徐々にこなし始めてきたようです。
ただ、週末ということから飲み込みきれないと吐き出す可能性もあり油断はできません。

下値は切り上がってきたことから93円手前からは買いが並んでくるとみてよいでしょう。
今日明日のG7とG20を控えているだけに大きな動きは期待できませんが、来週の動きを予想するには今日のNY市場の動きは注目されます。

ドル円の予想レンジは93円15銭から93円95銭(76.4％戻し)付近とみます

「ドル円は薄紙を剥がす様に」