金上昇のサイン | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~


当社も金と銀、そして南アランドとメキシコペソのプライス配信を今月から始めました。これらの見通しについて色々とお問い合わせを頂くようになりましたので今後はお送りして行きますのでよろしくお願いします。早速ですが今日は金を見て行きたいと思います。
日足チャートを見ると昨年の12月3日を高値に次の日の4日から金は下落に転じました。
4日には米国雇用統計が大幅な改善を示したことでドルが全般的に強まり始めた日でもあります。当時ユーロドルは1.51ドル台と、昨年の最高値のレベルでもありました。
その前後にはドバイショックから始まりギリシャの財政赤字の問題が沸き起こっていたときで、リスク回避からのドル買いの動きが強まりました。
その下落も先週からのEU首脳会合辺りから底を打ったようにみえます。
昨日の財務相会合で再建計画が承認されたことでギリシャ不安の収束からリスク志向が高まり始めたことが背景にあります。チャートはユーロ円と特に似通った動きがみられます。
ここ数カ月の動きをみると先行性の強いとされるMACDが上昇を示しています。
2月12日付近からMACDとシグナルがマイナスレベルでクロスし始めており、買いのサインが出ています。
1125ドル付近を上に抜けて行くと次のターゲットとしては50%戻しの1135ドル付近とみます。


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